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旧中山道六十九次 ぶらり徒歩の旅 14

牧布施〜25望月宿〜間の宿・茂田井


作者 Hitosh



牧布施


牧布施



24番目の宿場八幡を過ぎると、牧布施に入る
ここからは佐久市町月町となる

写真は旧中山道より右後方(北北東)を見た写真である


(長野県佐久市望月町)


百沢集落・祝言道祖神





牧布施に入って最初の集落の百沢(ももさわ)である
街道筋らしい家並みが残されている

集落を抜けると、右側に百沢祝言道祖神があった
珍しい宮廷貴族風の男女が酒を酌み交わしている

説明板によると
長野県安曇野地方で発生した道祖神で
男女が酒を酌み交わす華麗な祝言像となっている

安曇系は、主尊が日本神話の神々で、着衣も
神々の装束で造像されるのが通例とのこと

発祥地安曇地方にも類例が無いほど
精緻な造像で、貴重な文化遺産となっている


(長野県佐久市望月町)

25望月宿


瓜生坂一里塚



集落を抜けると金山坂、そして瓜生坂を上る

途中の左手に、往時の瓜生坂の一里塚が残されている
瓜生坂の頂上には望月城があったところだ

瓜生坂を下ると、望月宿が見えてくる


(長野県佐久市望月町)


25望月宿







中山道25番目の宿場・望月宿だ
山間の八丁地川に沿った宿場である

本陣1、脇本陣1、旅籠9軒の宿場であった
本陣跡には、望月町歴史民族資料館(3枚目の写真)が建てられている

その他、かつての旅籠等も残され
昔の町並みの面影が至る所にある


(長野県佐久市望月町)


青木坂



望月宿を出ると視界が開けた
実に見晴らしの良いところであった


(長野県佐久市望月町)


間の宿・茂田井















間の宿・茂田井は望月宿と次の芦田宿の中間にある
下り坂に沿って江戸時代の面影の残る民家や造り酒屋が軒を並べている

造り酒屋は2軒もある
一つは銘酒「御園竹」で知られる武重本家酒造
もう一つは善光寺秘蔵酒で知られた大沢酒造である

その一部が民族資料館として開放されている


(長野県佐久市茂田井)


茂田井下



茂田井を出ると左手に田圃が見えてきた
かつてはこの辺に茂田井の一里塚があったところだ

次は中山道26番目の宿場・芦田宿である


(長野県佐久市茂田井)
0609/0610

歩行略図

歩行距離 7.3km
(青線部を歩行)




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作者 Hitosh