犬山
名鉄・犬山駅
名鉄鵜沼宿駅より各務原線で木曽川を渡り、3つ目の駅・犬山駅に17:30に着いた
犬山市の中心にある駅で
名鉄犬山線、小牧線、そして広見線の乗り換え駅である
犬山の地名は古いが、由来は諸説あるようだ
曰く、犬を使って狩を行ったところ、平安時代の丹波郡小野郷の山間部であったことから「おののやま」が
転訛した、大懸神社の戌亥(いぬい)の方角の山から転訛した等の説がある
今夜は駅近くの犬山シティホテルに泊まった
(愛知県犬山市)
犬山市街
犬山シティホテルの窓から、犬山城方面を俯瞰したし写真である
下は、ホテル近くの鰻料理屋「東山」での夕食である
名古屋流の表面がカリッとして、中が柔らかい鰻である
関東に比べ香ばしく、かなり甘目ではあるが
なかなか旨い鰻であった
(愛知県犬山市)
針鋼神社/三光稲荷
翌朝5時に起床、朝食を取り、朝6時にホテルを出た
辺りはまだ薄暗かったが、犬山城に向かった
さすがこの時間では、観光客はいなかった
写真は、城山の麓である
右に針綱(はりつな)神社と左に三光稲荷が並んでいる
ここが犬山城の上り口となっている
(愛知県犬山市)
犬山城
犬山城は白帝(はくてい)城とも呼ばれていた
文明元年(1469年)、当時の室町幕府の管領であった
斯波義郷の家臣織田広近が築いたのが始まりである
その後、織田信長に攻められ落城
江戸時代には、尾張徳川家の家老格であった
成瀬正成が3万5000石で入封し明治を迎える
当時のままの城で、天守は現存するものの中では最古とのこと
国宝に指定されている
(愛知県犬山市)
犬山城・木曽川
城を下りて、堀の代わりとなっている郷瀬川沿いに木曽川に出た
広い川が目の前に展開している
上の写真の正面の形の良い山は、伊木山(173m)である
川沿いに上って、名鉄の犬山遊園駅に向かった
素晴らしい遊歩道となっている
(愛知県犬山市)
名鉄・犬山遊園駅
犬山遊園駅より、名鉄各務原(かかみがはら)線に乗り
昨日乗車した鵜沼宿駅に着いたのは、朝の7:10であった
ここから旧中山道に復帰した
(愛知県犬山市)
各務原・鵜沼
旧中山道
鵜沼宿より、旧中山道は緩い上りとなり、高台となっている
左下が鵜沼の市街で、その先が木曽川となっているところである
ここから、木曽川と別れて
広い台地である各務原を歩いて、加納宿(岐阜市)に向かう
この各務原は、かつては各務野(かかみの)と言い原野であった
揖斐川上流の大野と、大垣市の青野と合わせて
三野(みの)と呼ばれ、美濃国の語源であった
(岐阜県各務原市鵜沼西町)
鵜沼・翠池
街道の右側には用水用の池が多くあるところである
写真はその一つ、翠(みどり)池である
綺麗な池で、渡り鳥が餌を啄ばんでいた
(岐阜県各務原市鵜沼西町)
石仏群/衣装古墳/空安寺
旧中山道沿いにある見事な石仏群と
直径50mの衣装塚古墳、そして空安寺である
この辺から鵜沼羽島町に入る
さらに進むと、右前方に各務(かかみ)山が見えてきた
(岐阜県各務原鵜沼西町)
各務山
各務山は標高170mの低い山であるが
周囲が低いため、結構目立つ山となっている
手前の踏み切りはJR高山本線である
直ぐ右に各務原駅のあるところだ
(岐阜県各務原市鵜沼各務原町)
二十軒茶屋・神明神社
さらに進むと鵜沼三ツ池町交差点である
その手前にあるのが神明神社と三つ池公民館である
かつて、この辺に二十軒茶屋と呼ばれた立場があった
今では、当時の名残は、名鉄各務原線の二十軒駅があるのみである
(岐阜県各務原鵜沼三ツ池町)
0702/0703