宮津
由良ヶ岳登山道
国民宿舎丹後由良荘の裏手が丹後富士として知られた
由良ヶ岳(648m)の登山道となっている
朝5:00に起床して、宿舎を抜け出した
朝食までに行ける所まで登ろうと出発した
足元は真っ暗であるので、持参の懐中電灯で足元を照らしながらの登山である
見晴らしの良いところまでと思ったが
雨にぬれてぬるぬるする急坂で危険を感じ、途中で諦めた
標準で登り3時間弱の距離とのこと
山頂よりは天橋立や由良川が良く見えるとのことであった
(京都府宮津市由良)
丹後由良町並み
由良ヶ岳山麓から見た丹後由良の町並みである
右手は広大な蜜柑畑であった
その先は湿地帯となっている
(京都府宮津市由良)
如意寺(長福寺)
タンゴ鉄道の踏切を渡ると左手に如意寺がある
地蔵堂(上の写真)に祭られた地蔵尊は鎌倉時代の
仏師運慶の弟子、快慶の作とのこと
2枚目の写真は、山椒大夫の首塚である
丹後の国司となった厨子王に捕らえられ
青竹の鋸引きの極刑となった太夫の霊を憐れみ
供養のために建てられたという
南北朝時代から室町時代の作とのこと
なお、山椒大夫は専ら悪いイメージであるが
土地の開発者との良い伝承も残されている由
(京都府宮津市由良)
地蔵大菩薩、由良神社
街角に大きな安寿と厨子王地蔵大菩薩が建っていた
そして、この右手には由良神社がある
以前は熊野神社であったが、明治になり、合祀して由良神社となった
(京都府宮津市由良)
由良浜
由良浜は由良川河口左岸に展開する砂浜で
夏の海水浴場として知られたところ
(京都府宮津市由良)
由良浜・文学碑
白浜海岸を宮津を目指して歩くと絶壁となる
由良岳の山麓が海に迫っているところである
その手前の見晴らしの良いところに
森鴎外の「安寿と厨子王」の文学碑(左写真)が建っていた
また、右の写真は、百人一首の四十六番に出てくる
「ゆらのとを わたる舟人 かぢをたえ ゆくへもしらぬ 恋のみちかな」
と彫られた歌碑である
この辺の磯は汐汲浜と呼ばれ
安寿が1日3荷の塩水を汲んだところと伝承されている由
(京都府宮津市由良)
由良浜
崖から由良浜を振り返った写真である
険しい海添えの道を天橋立で有名な宮津に向かう
今夜は天橋立に泊まる予定である
雨が激しくなってきた
(京都府宮津市由良)
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