千鳥町・川崎港
Kawasaki Ko


川崎区・千鳥町
  JR川崎駅東口前の通り(国道132号)を真っ直ぐ東に4.5km進むと、川崎港の千鳥運河にぶつかる。
  この運河に架かる千鳥橋を渡ったところが川崎区千鳥町である。
  四方を運河に囲まれた埋立地で、新日本石油や東燃化学、日本油脂、、昭和電工、日本触媒、日本ポリエチレン等の千鳥工場あるところだ。
川崎火力発電所
  千鳥町の南東端にあるのが東電の川崎火力発電所で、神奈川県内全域と、都内に電力を供給している。
  1961年に一号機が営業開始し、1968年には6号機まで造られ、総出力105万kWであったが、現在は新型の発電所に切り替え中とのことであった。  
ちどり公園・展望台
  その発電所に隣接して、ちどり公園がある。目の前は川崎港の京浜運河である。
  川崎港には、この他に東扇島公園、中公園、北公園、浮島釣り公園等、思いのほか公園が多く出来ているのには意外であった。
  川崎港は、東京湾に面して、北は東京港、南に横浜港に挟まれ、文字通り京浜工業地帯の中心に位置する典型的な工業港である。
  明治末期から埋め立てが始まり、大正15年に開港した新しい港である。
川崎港、京浜運河
  京浜運河を挟んで、反対側は東扇島である。東扇島は昭和47年に埋め立てを開始し、昭和49年に東扇島と名付けられた、新しい島である。
  現在ではこの島が、川崎港のメイン埠頭となっており、東京湾側が外航船用埠頭で、此方の京浜運河側が内航船(国内貨物)の埠頭となっている。
  東扇島には輸入品の保管、荷捌き、加工等が行われている国際物流センター「かわさきファズ物流センター、KーFAZ」が設けられている。  
川崎港、東扇島
  丁度この運河の下には、川崎港海底トンネルが掘られいる。車ではこのトンネルで簡単に東扇島に入れるが、歩行者と自転車は通行禁止であった。
  今回は、自宅(横浜)から自転車で来ているので、残念ながら涙を呑んだ。
埠頭、東京湾
  千鳥町の埠頭では釣りをしている人が多かった。この千鳥町は、この京浜運河と、東側に大師運河、西側が塩浜運河で、北側が前述の千鳥運河と四方を運河に囲まれている。
  左写真のこの京浜運河の先が東京湾となっている。埠頭では釣りをしている人が多かった。
アクアライン風の塔
  東京湾の先には、川崎と千葉県の木更津を結ぶ東京湾横断道路であるアクアラインの風の塔が見える。
  この区間は道路が海底を走っているための、トンネル内部の排気と空気の取り入れ用の直径100mの人工島である。なかなか洒落たデザインの島である。



ルート

JR川崎駅 東へ4.5km
バス便有


駐車場

有(無料)


トイレ



 

(神奈川県川崎市川崎区千鳥町)
0303/0901






悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
Part 1
戻 る 北海道 東 北 関 東 中 部 近 畿 中国四国 九州他

Hitosh