河口(幕張方面) |
養老川というと、私もそうであるが、多くの人は「養老ノ滝のある川」と思うのではないだろうか。それほど、岐阜県の南西部にある養老ノ滝(養老町、県立公園)は名が知られている。 続日本紀(717年、養老元年)に出てくるくらいであるから歴史がある。又「十訓抄」には、湧き出る酒を発見し、老父に飲ませたという伝説も残されている。 |
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五井火力発電所 |
養老と言う意味は、「老人を労わり養うこと」のほかに「老後を安楽に送ること」と広辞苑には出ている。そんな願いが込められた川の名なのであろう。 さて、こちら房総の養老川は、大多喜町の清澄山(きよすみやま、382m)を源流とする長さ75kmの川で、ここ市原市五井で、東京湾に流れ込んでいる。 |
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市原臨海公園 |
上流には養老渓谷や養老温泉、粟又(あわまた)の滝があり県立公園に指定されている。中流は蛇行により河岸段丘を、そして、下流は三角州を発達させ、千葉県では有数の穀倉地帯ともなっている。 そんな所から、養老川と呼ばれたのであろうか。由来を調べてみたが、良くわからなかった。今の養老川と呼ばれるようになったのは江戸時代からとのこと。それ以前は用路川、勇露川などの記録が残されている由。どうも当て字の様だ。 |
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河口付近は埋立地で、川に沿って広大な養老川臨海公園が出来ている。池が散在し、松ノ木と芝生と調和させた憩いの場となっている。川を挟んで対岸は五井火力発電所が出来ている。 本来の河口は、もっと上流で、国道24号線が走っている辺りである。近くにはサッカーのジェフユナイテッド市原のホームスタジアム(市原臨海競技場)や緑地運動公園が整備されている。 |
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海釣り施設 |
現在の河口には、立派な駐車場と、海釣り施設(市原市立)が出来ており、その橋梁の上で釣りを楽しめる様になっている(有料)。 今回は、この公園でお湯を沸かし、簡単な昼食を作って食べた。今度、買ったRV車(4駆)は少し大きいが、車内で簡単な調理や仮眠が出来るのは予想通り便利であった。 |
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ルート 第三京浜 港北インター 〜京葉道路 曽我インター 〜八幡宿〜養老大橋〜五井南海岸 〜養老川臨海公園 散策 1時間 |
駐車場 養老川臨海公園 約100台 無料 休憩所 市原海釣り施設内 売店、レストラン、トイレ 有り |
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