水澤観音
Mizusawa Kannon


旧参道
  
伊香保温泉の南東にある天台宗の寺。最初の女帝推古天皇(7世紀)の勅願で、高句麗(こうくり)の僧恵灌(えかん)僧正が開基と言うから古い。
  以前(25年前)に来たときは、左の写真の参道を登ってきた。谷川沿いの細い道が結構な道のりであったことを思い出した。
  今回は、本堂のすぐ側に出来た大駐車場に車を停めての参拝であるから、楽であった。
水澤観音本堂
  
水沢観音は、山号五徳山、別名水沢(すいたく)寺という。本尊は秘仏の千住観世音菩薩である。
  水沢と言えば、「水沢うどん」が有名である。西の「讃岐うどん」、そして東の「水沢うどん」と並び賞されている。
  うどんのいわれは知らないが、奈良時代に中国から渡来した唐菓子のこん(混に似た字、残念変換出来ない)飩(こんとん)からの転化で、いつの間にか饂飩(うんどん)と書かれ「うどん」と呼ばれる様になったそうだ。
六角二重塔
  水沢観音が高句麗の僧によって開基されたとの事だが、ここの「水沢うどん」もその経緯があるのかも知れない。
  北関東は、昔、百済(くだら)が滅びたとき、日本に逃げてきた大勢の帰化人が移り住んだ所である。そんないきさつがあるのかも知れない。
  門前には、「水沢うどん」の看板を掲げた店がたくさん並んでいる。古い店は、江戸時代から続いているとのことであった。
鐘楼
  
讃岐のうどんは、仕事で良く四国には行ったので、そのたびに必ず食した。あのしこしこした味が格別であった。
  水沢のうどんは残念ながら、食べたことが無いので、今度機会があったらと思っている。



ルート

関越自動車道・渋川
〜榛名山山麓〜伊香保
〜水沢観音

徒歩 1時間



水沢観音 大駐車場

無料

休憩所・トイレ 有り

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悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
Part 1
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