つくばエクスプレス

.Tsukuba xpress TX

秋葉原駅
  秋葉原駅のホーム一番前である。写真愛好家がホームに入って来る電車の写真を撮っていた。
  東京・秋葉原と茨城県の筑波県のつくば市を結ぶ新線筑波エクスプレスが平成17年8月24日に開通した。
  我々も一度乗ってみようと言う事になり、写真仲間と出かけた。
北千住、八潮、流山、守谷等を経由して、終点のつくば駅まで、快速で45分である。運賃は片道1150円であった。  
つくばエクスプレス
  写真は秋葉原駅ホームに停車中の電車である。車両はTX-2000系と呼ばれるもので,交流20,000V、直流1,500V両用の自動切換え式車両である。
  この交直両用車は、日本ではJRのE501系電車と、このつくばエクスプレスだけである。高価な交直両用式を使わざるを得ないのは、守屋~つくば駅間が直流が使えず、交流区間のなっているからだ。
  理由は、茨城県の石岡市柿岡(筑波山山麓)に気象庁の地磁気観測所があり、観測に影響の恐れのある直流式は、法令(電気事業法)により使用出来無いことになっているからである。  
つくば駅
  終点のつくば駅の地下通路である。「祝開業、つくばエクスプレス」と書かれた旗が通路に沿って掲げてある。
  茨城県では、現在ここだけが、地下にある駅となっている。其の他の駅はすべて地上とのこと。
  このつくばエクスプレスは「首都圏新都市鉄道株式会社」が運営している。株主は東京都、埼玉県、千葉県、茨城県、東京都千代田区、台東区、荒川区、そして千葉・茨城の各通過地方自治体がメイン株主となっている。その他、民間企業等202団体が株主となり、資本金1850億円の会社となっている。  
つくば駅出口
  当然、現況は赤字で、最近の決算報告(平成19年3月)によると経常損益で47.2億円の赤字となっている。それでも、当初の予想以上の乗客数(平均21.6万人/日)で、巨大な減価償却費(年182億円)を除けば黒字という。
  地下のホームより、エスカレータを利用して地上に出た。左の写真は終点のつくば駅から駅前広場に出たところである。写真左手がバスターミナルとなっている。  
つくば駅前
  このターミナルビルで食事を取り、駅前のバスターミナルからバス(関東鉄道バス)に乗り、今回は筑波山に向かった。
  バスは、「筑波山シャトルバス、つつじヶ丘行き」である。途中は筑波山神社入口のみ停車であるからわかりやすい。
  なお、女体山へ行く場合は終点の「つつじヶ丘」からロープウェイがある。ここは有料道路、筑波山スカイラインの終点ともなっているところだ。



ルート

 
つくばエクスプレス( T X )

東京・秋葉原~茨城・つくば駅



トイレ

駅構内

0509/0707


悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
Part 1
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