高徳院・長谷寺
Koutokuin、Hasedera


高徳院境内
  鎌倉と云うと、頼朝、そしてこの高徳院の大仏様が有名である。鎌倉の仏像等の中で唯一、国宝に指定されている。
  大仏は正式には、阿弥陀如来像で、仏身の高さは約11m、耳の長さ約2m、目の長さ1m、周囲35m、重さ約120tとのこと。青銅製で、1252年(建長4年)に着工された。
  
鎌倉大仏
  元々は木造であったが、約10年後に北条政子の助力で、青銅化されたとのことである。当初大仏殿もあったが、地震や大風で倒壊し、現在の露座となったとのことであった。
  鎌倉の大仏が美男と云うこともあって、多くの歌人が歌を詠んでいる。観月堂の近くには、与謝野晶子の「かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼(むに)は 美男におはす 夏木立かな」の歌碑が立っている。
長谷寺観音堂
  高徳院から歩きで、5分位の所に長谷(はせ)寺がある。板東三十三カ所の第4番札所になっている。
  観音堂の中には、本尊の十一面観音(長谷観音)は高さ9mを越す巨大なもので、木造の観音様では日本最大のものだ。
水子地蔵
  膨大な数の水子地蔵である。東北の羽黒山でこれより数十倍の水子地蔵を見たことがある。人ごととは思えない。私の部下にも経験者がいるが、誰にでもこの可能性があるだけに、何かやりきれないものを感じる。親の気持ちが伝わって来る光景だ。同時に命の尊さを再認識させられた。


ルート

江ノ電長谷駅 下車7分
高徳院〜鎌倉大仏〜長谷寺〜見晴台

徒歩 1時間

駐車場・休憩所

高徳院前 有料(1000円/時}

9705/0101

悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
Part 1
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