三浦半島・小網代湾
Koaziro Bay

小網代湾
  神奈川県三浦半島先端近くの相模湾に面した所にある。
  半島を挟んで、南側が油壺湾で、この辺は、浸食谷が沈水し出来た深い入り江が連なり、油を流した様に水面が穏やかなため、古くからの漁港であったが、最近ではヨットハーバとして知られている。
  今回は、卒研(卒業研究)の仲間K君が、大学のヨット部に所属している関係もあって、研究室のメンバー3人とC助教授、M指導教員を交えてのセーリングとなった。
  ボートで係留されているヨットまで行き、そこから文字通り、帆に風を受けての出帆であった。ヨットは、キャビン(ベット付き)付きのクルーザーである。
  全くの初めての経験であったが、K君の指導で、風の捉え方、帆の張り方、舵の取り方、スピードの計り方、そして豪快なターンの練習までさせて貰った。
  相模湾に出て、やっと余裕が出来たが、それまでは緊張の連続で、流石に疲れた。
  天気が良く、風も適当にあり、最高のセーリング日和であった。空気が澄んでいれば、富士や丹沢山の眺めの良いところである。
   しかし、この辺の真下が、相模トラフ(大島東方から酒匂川河口に走る深さ1500〜2000mの溝状(舟状)盆地、フィリッピン海プレートがユーラシアプレートの下に潜り込む所で、今でもフィリッピンプレートは年に3〜5cm移動している)と呼ばれている所で、あの関東大震災を始めとする、関東地方の地震の震源と成っている恐ろしいところでもある。
   この辺は、黒潮の分流が流れ込み、地形と相まって好漁場(カツオ、ブリ、マグロ)ともなっているとの事であった。   



ルート

横浜横須賀道路、衣笠インター
〜横須賀市林交差点〜国道134号
〜引橋〜油壺入口〜小網代湾
〜相模灘〜相模湾

ヨット 5時間
駐車場

有料
                
6507/0108

悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
Part 1
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