川崎大師
Kawasaki Daisi


大師駅前
  京急川崎駅より大師線で、2つ目の駅が「川崎大師」である。正月になると、私も何度か行ったことがある。ここにある、咳止め飴は評判で、いくつかある店舗はどこも客であふれている。
  参道は、人があふれるほどで、途中からは完全な渋滞となってしまう。正月は1時間以上覚悟しないと順番が回ってこない位である。
 
門前街
  川崎大師は、江戸時代の中期以降弘法大師信仰の隆盛にともない、かつ江戸の近郊で、東海道の近くにあったため、流行仏(はやりぼとけ)として、江戸を始め近郷近在の多くの人々の信仰を集めた。
  正式には、金剛山平間(へいげん)寺という。門前町のにぎわいは、ますます盛んな感じがする。
川崎大師
  ここまで、来ると、警備員の笛を合図に100人くらいずつ、境内に案内される。頃合いを見て、また次の笛が鳴り、それに誘導されて、次の参拝客が誘導される仕組みで、なかなか良く考えられている。最初はしきりに感心したものだ。 
大師境内
  境内にも、いろいろな店が出ている。江戸時代以降庶民の祈祷信仰の霊場として隆盛を極めた感じがする。
  大勢の人混みにもまれていると、今年も、こうやって無事生きてきたものだと、感ずるから妙なものである。それを、感じさせる何かが、この境内にはある。

9701/0003/1701

悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
Part 1
戻 る 北海道 東 北 関 東 中 部 近 畿 中国四国 九州他

 Hitosh