相模原公園 相模原台地は多摩丘陵と相模川の間の洪積台地である。長三角形の広大な台地で、北西端から南端まで約40km,南端部では東西約8km,標高は北部で130〜160m,南部で30〜40mである。 相模川が作った扇状地が段丘化したものだ。地下水面が台地の北部で30m、南部でも15m〜20mと深く、採水が困難なため開発が遅れ、広大な山林、原野、桑畑が残されていた所だ。 |
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この広大で平坦な台地には集落も少なかったため、昭和12年に陸軍の士官学校、兵器製造所(造兵廠(ぞうへいしょう))等が作られた。 戦後は米軍に接収され基地の町となっていたが、一部返還され、学校、工場、病院、住宅そして公園などになって現在に到った所である。今でも、在日米軍の住宅や鉄条網で囲われた補給廠が点在している。 |
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その相模原台地の一画にある県立相模原公園は、平成4年に「第9回全国都市緑化かながわフェア」の会場になって以来、有名になった。 花が噴水を縁取るかのように咲く「虹の花壇」や、142品種約26,000株のハナショウブが咲く「水無月園」などがある。 この公園のシンボルとなっているのが、「かながわグリーンハウス」で、大きな温室で熱帯植物が観賞できるほか、大アクアリウム、映像ホール、ギャラリーなどの施設が出来ている。 |
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丹沢山塊を望む そのほかにも、のびのびとできる芝生広場(27,000平方m)や、鳥のさえずりが聞こえる「こもれびの径」などもあり、休日には多くの人が訪れている。 県立相模原公園と相模原市立麻溝公園は歩道橋によって相互に行き来出来る様になっているので、広い公園がさらに広大といった感じになっている。 この写真は相模原公園と市立の相模原麻溝公園のあいだのブリッジから撮影したものだ。 大山(写真左上)と丹沢(写真右側)の間から富士山も見える所だが、今日は薄い雲がかかってしまって写真では良く見えない。 |
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こもれびの径 上の写真の、左側のこんもりした森のあるところは女市美術大学相模原キャンパスである。女子美の前身は明治33年創設の女子美術学校である 女子美というと、私が学生の時、住んでいたアパートの隣の部屋に、女子美の学生が4人住んでいた。学生時代の当時、この4人がどうも眩い感じがしたものだ。女子美には美人が多いと当時は評判であった。 |
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その女子美が、今はこんな所に引っ越している。1年間だけは従来どおりの杉並であるが、2年目よりはこの相模原キャンパスに移るとのこと。相模大野駅近くの古くからある相模女子大、そしてすぐ近くの北里大学と若い学生の多いところでもある。 犬を連れたカップルがベンチで休んでいた。 |
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ルート 小田急相模大野駅 〜女子美行きバス、終点 〜県立相模原公園 〜市立相模原麻溝公園 歩行 2時間 |
休憩所・駐車場 駐車場 相模原公園 286台 有料(1時間 200円) (平日は無料) トイレ・休憩所・売店 公園内にあり |
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