神武寺〜鷹取山
Takatori yama
139.7m

 池子参道(登山道)
   京浜急行の逗子線で、終点の一つ手前の駅「神武寺」で下車した。駅を降り、左に曲がり六浦方面に600m程歩き、逗子中学校、逗子老人ホームせせらぎの横を抜け、暫く行くと、こんな山道になる。
  神武寺への池子参道である。なかなか味わいのある山道となっている。近くを沢が流れている。
  なお、神武寺への表参道はJR東逗子駅からとなっており、山門の所でこの池子参道と合流している。  
神武寺客殿
  参道を、800m程登ると神武寺の山門に到着する。さらに登ると、本堂、庫裡、薬師堂などが巨岩を切開いて造営されている。
  度々の火災で文書等が焼失し、はっきりしたことは不明であるが、文禄3年(1594年)に記された神武寺縁起によると、神亀元年(724)、僧行基が十一面観音、釈迦如来、薬師如来の三像を祀ったことが起こりとある。
  正式には医王山来迎院神武寺と言う天台宗のお寺である。関東でも比較的由緒のある寺であり、吾妻鏡にも源実朝が参拝したと記録されている由。かながわの景勝50選にも選ばれている。
  今回は久しぶりに写真仲間3人で、低山ハイクと洒落込んだ。コースはこの神武寺から鷹取山へのハイキングコースである。  
梵鐘(逗子八景の一つ)
  今まで、このメンバーでいろんな山に行っているが、流石に今回ほどの短距離、低山ハイキングは始めてであった。
  久しぶりで、又低山ハイクと言う事で、かえって勝手が分からず、駅前で缶ビールを調達しようとしたが、二箇所のコンビニでアルコール類は扱っていなかった。勿論、酒屋も無く、アルコール類は、すっかり連れの世話になってしまった。  
六地蔵
  山門をくぐり、この梵鐘の下のベンチでT氏持参の冷えたロングの缶ビールを頂いた。梅雨とは思えぬ暑さで、冷えたビールは旨かった。
  小休止の後、6地蔵に足元を守られながら、本堂のほうに登った。  
傘地蔵
  本堂(薬師堂)の前にある傘を被ったお地蔵さんである。夏を思わせる暑い日であったので、なんとも涼しそうなお地蔵様である。
  本堂は、室町末期の様式を持つ建物で、県の重要文化財に指定されている。
  この本堂の前の樹木は樹齢400年以上の「なんじゃもんじゃの木」(ホルトの樹=オリーブ)で、県の銘木100選にも選ばれている由。
切り通し
  本堂を抜け、鷹取山へのハイキングコースへ入った。全山が岩石である鷹取山にはあちこちに切り通しが作られている。
鎖場
  ハイキングコース唯一つの鎖場だ。と言っても安全のためで、普段は鎖を使わずに歩くことが出来る。雨で足元が滑りやすいときには有効であろう。親知らずなどと恐ろしい名前が付いていたところでもある。
  約30分も歩くと、今日の最終目標である、鷹取山の頂上(139.7m)に着く。
鷹取山頂上
  鷹取山は比較的軟らかい凝灰岩で出来ていて、明治から昭和初期にかけて石材の採取場となっていたところだ。
  このため垂直な崖や、奇妙な形の岩が無数に残されている。これらはすべて、建築用材として切り出された跡である。「鷹取石」の名で知られ、柔らかく加工しやすいので、家屋の基礎や、掘り、護岸等に利用されていたとのこと。      
  町から近く、切り出し跡の垂直の崖を利用して、安直な岩登りの練習場として有名になった。しかし、落下事故が絶えなかったので、現在は岩登り禁止となっている。
  
但し、安全のため、鷹取山安全登山協議会の指導員の指導に従えばOKとなっている。今日も数組のパーティーが練習していた。
垂直の壁にある無数の穴は、練習のために打ち込んだハーケンの跡である。
  鷹取山の名前の由来は、いろいろな説があるが、大田道灌がここで鷹狩をしたことによるとのことが尤もらしい。
頂上より追浜方面 
   我々は、頂上で、R氏持参のブランディーの氷割りで、宴会となってしまった。例によって、牛タンの燻製は旨かった。
   低山であるため、山頂の直ぐ下は民家が迫っている。どこへ降りても民家が近く、安全なコースとなっている。
磨崖仏の弥勒菩薩尊像
  今回は、切り通しの間を抜け、磨崖仏(まがいぶつ)のある山麓を抜けた。
  磨崖仏の弥勒菩薩尊像は、逗子市に在住の田口氏の依頼により、昭和40年頃、同市在住の彫刻家藤島茂氏が製作したもの。
  大きな岩の一面を繰り抜き、彫られている。なかなかいい表情をしている。
   さらに、切り通しを抜け、急な階段を下り、鷹取小学校に下におりた。そこから、京浜急行の追浜駅まで歩いた。約1600mの距離である。
   追浜より京浜急行で横浜まで行き、恒例の打ち上げを行った。適度の疲れと暑さで、生ビールの味が格別であった。  



ルート

 
京浜急行逗子線 神武寺下車
〜逗子中〜神武寺
〜鷹取山〜鷹取小〜京浜急行追浜駅

歩行 3時間
休憩所・駐車場

駐車場 無し

トイレ・休憩所・売店 無し

(鷹取山頂上下にトイレあり)

0405/0407/0507

悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
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