利根大堰
Tone Ohzeki

利根大堰
   利根川河口から約154kmの所にある文字通り大きな堰(せき)である。幅は700mあり、12の水門より出来ている。利根川流域の略中間地点にあり、昭和43年に完成したものだ。
   写真は堰の下流であるが、上流は今は大きな湖状態となっており、モーターボートの練習やウィンドサーフィンのメッカともなっている。  
   この堰の主な目的は、用水として取水することにあり、具体的には農業用水(見沼代用水、埼玉用水、利根加用水、邑楽(おうら)用水等)に全体の2/3で、残りが荒川と繋がっている武蔵水路に流れ、東京・埼玉の水道用水として利用されている。
   堰の下流は、水遊びに丁度良い、流れと深さとなっている。子供連れの家族が沢山訪れていた。 
   この辺の河川敷も広く、車も入ることが出来るため、海無し県の埼玉、群馬、栃木の人たちの格好の避暑地にもなっている。
   関東平野のど真ん中に有るため、堤防からの眺めも最高で、上州三山、日光連山、筑波山、富士山等が、関東平野の果て(地平線が見えるようだ)に見える。
   ここが、本当に日本かと思う位、広々とした所である。   



ルート

東北自動車道 羽生IC又は館林IC
利根大堰(武蔵大橋)

散策 1時間

駐車場

利根川河川敷(群馬県側)約50台
 無料

休憩所
利根大堰 トイレ有り

7807/0212/0507

悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
Part 1
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