鶴見川・鴨池橋下流
Turumikawa、KamoikeHashi

  横浜線の鴨居駅を降りて、目の前の鴨池橋を渡らずに、そのまま新横浜の方へ土手を200m程下った所である。近くの河川敷はサッカー場となっている。
  渡り鳥の多く集まる所で、バードウォッチングのスポットとなっている。
  今回は、夕陽と鴨を撮ってみたくて、カメラを肩にMTBでやってきた。
  多くの渡り鳥がやって来ると云うことは、この辺は餌となる小魚が多いと云うことである。河岸では、釣りをしている人も多いところだ。鶴見川の河口付近しか知らない人にとっては信じられない光景では無いかと思う。
   今日は、鴨と鴎だけしか撮影できなかったが、カワウ、カワセミ、サギ、オオヨシキリ、ホジロ、カシラダカ、シジュウカラ、それからオオタカなども良く見られる所でもある。
  もっとも、最近は鳩の大群や、烏も増えている。こちらは邪魔なくらいである。
  鶴見川は、海が近い性もあるが、鴎も多く遡ってくる。東京湾に注ぐ河口付近は、汚れがひどい性か、この辺まで遡ってくると、水もそれなりに綺麗であるため、ほっとするのか、良く羽根を休めている。
   こうやって、川の流れと、鳥を見ていると、ここが横浜であることを忘れさせるほど、自然を感じる。こんな場所がまだ横浜には残っているのである。大事にしたいといつも思うところでもある。
  鶴見川は、全長45kmの短い川であるが、週末の散歩コースとして、サイクリングコースとして自然が予想以上に多く残っており、素晴らしい所となっている。
  この鶴見川を背骨として、源流の多摩丘陵(八王子)から三浦半島の先端までを、「いるか丘陵」と呼び、一つのまとまった丘陵として、見直し、自然保護に努力している人がいる。
  本(「いるか丘陵の自然観察ガイド」、山と渓谷社)も出版されているので興味ある方は見て欲しい。云われてみると、確かにいるかの形をした丘陵地帯である。


ルート

横浜線・鴨居〜鶴見川
〜鴨池橋下流〜サッカー場

歩行 1時間
休憩所・駐車場

ダイエー鴨居店駐車場 有料

9702/0101

悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
Part 1
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