鶴見川・綱島 上流より綱島方面を見た写真である。左手のビル群のあるところが綱島である。 綱島というと温泉を思い出す人も多いと思う。かつては、東京、横浜の略中間(東急東横線)にある綱島温泉(ラジウム鉱泉、純重曹泉)は歓楽街で東京、横浜の奥座敷とも呼ばれていた。昭和40年代には温泉旅館も80軒を超えていた。しかし今営業しているのはわずか7軒に過ぎない。 |
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東横線の鉄橋と、新幹線の鉄橋を潜ると、川に舟が浮かぶようになる。1級河川らしくなってくると同時に、川は汚れてくる。というより汚いと言った方が良いくらいである。 鶴見川は汚染度全国ワーストスリーに入っているぐらいであるから当然かもしれないが川底は浅いところでも全然見えない。風向きによっては潮の香りがしてくる感潮(かんちょう)河川(潮の満ち干に影響される)でもある。 |
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それでも、川には魚が多くおり、河岸では釣りをしている人も多い。しかし、流石に釣り上げた魚は川に返していた。 近くに巣があるのか、沢山のカワウが羽を休めていた。カワウはこの辺が下限で上流は恩田川合流地点(鴨居)まで生息している。 鴨もこの辺までで、これより下流はすっかり汚れた川となっており、渡り鳥も殆ど見られない。 |
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鶴見川、最下流のバードウォッチング地点である。この辺り(樽綱橋上流部)が氾濫原も最後で、この先は運河と同じように、水面から切り立つような護岸堤防が出来ている。 河岸に出来ているサイクリング道路は、鶴見(JR,京浜急行)までは、一応出来ているが、護岸の上の砂利道で快適とは言えなくなる。 |
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鳥の生息地として、この辺が最後というのに相応しい様にカラスが我が物顔に一本の木を占領していた。 近くの綱島台(公園)や対岸の熊野神社の森が棲家となっているのであろうか。 もう、のどかな田園風景ではなく、都会のそれである。そんな接点を感じる地点でもあった。 |
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ルート 東急東横線・綱島 〜大綱橋〜樽町〜樽綱橋 歩行 2時間 |
駐車場 綱島 山水駐車場 100台 有料 トイレ 有り 休 憩 綱島温泉東京園 入浴料・休憩料 800円 (1時間以内 390円) |
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