横浜・ズーラシア
市営動物園


園 内
  横浜線の中山駅からバスで30分の中原街道沿いに、東洋一の大自然動物園が出来た。広大な土地を使って、他に例のない仕組みとなっている新しいタイプの動物園とのうたい文句である。
  市営であるから、膨大な税金の無駄使いとの声もある代物だ。どこの、テーマパークも赤字で四苦八苦というときに開園したのであるから、大変なお荷物とも言えよう。
  しかし、この動物園は動物が居ないと云うより見えない。写真のどれにも、動物の姿が写っていないので、不思議に思われた方も多いと思う。
  
  唯一、この写真が、見物の人間にとって、すぐ近くで見ることの出来る所である。なんの事はない。人間が鳥小屋に入って見る仕掛けであるからである。
 他の動物は、なるべく自然のままに飼育するという方針のため、殆ど、客から見ることが出来ないし、見えても、遠く、木陰に見えるだけだ。写真も簡単に撮れないのである
  自然の状態では、動物は人間の姿の見えないところに隠れてしまうからである。
  
  見えるのは人ばかりである。動物を見たければ、堀の外で、動物が現れるのをじっくり待つか、遠くから双眼鏡で見えるまで待つしかない。
  自然動物園である。園内は、散歩するのに便利なように、あちこちにベンチが置いてある。従って、動物を見るより、ベンチに座って、園内を歩く人や、休憩している人を見ていると飽きがこない所でもある。
  子連れと、まじめそうな若いカップルが、嫌に目についた。良い散歩コースで、デートコースにもなっている。入場料金も動物園にしては安く設定してある。広大な、駐車場も設けられている。週末の手軽な憩いの場所としては最高である。


ルート

横浜線 中山 〜バス ズーラシア 30分

16号線 保土ヶ谷バイパス
下川合インターより20分

歩行 3時間
駐車場

ズーラシア 有料

9906/0101

悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
Part 1
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