悠々人の写真日記

平成18年10


Bunakmura港北ニュータウン上諏訪駅塩尻駅贄川駅新宿東口

鳥居峠藪原宿木曾福島




東京・渋谷

Bunkamura







渋谷の東急本店に隣接して造られたBunkamuraへ久しぶりに行った

Bunkamuraには、音響効果の素晴らしい演奏会場オーチャードホールや
ザ・ミュージアム、そして映画館等がある

今回は、北フランスのリール近代美術館所蔵の絵画から
「ピカソともディリアーニの時代」と題した
美術展が開催されているので見に行った

ピカソ、モディリアーニの他
ブラック、レジェ、ユトリロ、ルオー、ミロ、クレー、ビュッフェと
多彩な顔ぶれであった

ポスター(2枚目写真)は、アメデオ・モディリアーニの
「母と子」(1919年)である


(東京都渋谷区)


横浜・港北ニュータウン

センター南駅前





横浜市港北区北西部と緑区北東部の僻地に近代的なタウンが出来た
そのものずばり、港北ニュータウンという
昭和40年、横浜市の六大事業の一つとして
住宅・都市整備公団によって開発が進められた所だ

写真はその中心部の市営地下鉄「センター南駅」前である
平成5年に、市営地下鉄がここまで延長されるまではバスのみであった

今は港北区と緑区より分離して都筑(つづき)区となっている

都筑区の人口は、平成18年で18万人
前年同期比5763人の増加とのこと
この増加数は横浜の18区の中でトップである
なお、横浜市全体では前年同期比で24513人の増加となっている

このままでは、交通が不便なため
現在、JR横浜線の中山駅と東横線の日吉駅を結ぶ
横浜環状鉄道(仮称)の工事が進められている

これからの発展が期待されているところだ


(横浜市都筑区)


旧中山道六十九次徒歩の旅


上諏訪駅



新宿発7:11のスーパーあずさ91号で上諏訪に着いた(上写真)
ここで、各駅に乗り換え下諏訪より、旧中山道六十九次ぶらり徒歩の旅を再開した

今日のコースは諏訪下社の木落とし坂から下諏訪宿
そして難所旧塩尻峠を超えて、塩尻宿までである


(長野県諏訪市)


塩尻駅





JR中央本線の塩尻駅である
塩尻は、太平洋側と日本海側からの塩の運搬路の
終着地の意味の他に、地形からとの説もある

短歌の町の石碑が駅前に設置されていた(写真上)

市北部の広丘に「広丘短歌公園」がある
塩尻出身の太田水穂や島木赤彦等の歌碑とゆかりの歌人の
遺品などを展示する「塩尻短歌館」が建てられている

今夜は、塩尻のホテルあさひ館に泊まった


(長野県塩尻市)



贄川駅







塩尻宿を出て、洗馬(せば)宿、本山(もとやま)宿を経て
木曽路に入り、山間の道を歩いて来た

目の前が開け、眼下に贄川(にえかわ)宿が見えてきた
贄川は木曾街道最初の宿場である

地名は、昔温泉が出たところから熱川と言われ
後に諏訪大社に川魚を御贄として供進したことに由来とのこと

次の駅(木曾平沢)が遠く、明るいうちに
到達出来そうも無いので、ここで今回の徒歩の旅を中断した


中央本線の各駅松本行き(下写真)で塩尻まで戻り
新宿行きの特急スーパーあずさ号に乗り換えて帰宅した


(長野県塩尻市楢川村)



東京・内藤新宿


新宿駅東口







新宿駅東口である
東口といえばコマ劇場のある歌舞伎町界隈が
何かと話題を提供して賑やかである

かつての内藤新宿は甲州街道の第1番目の宿場で
青梅街道との分岐点でもあった

品川、板橋、千住とともに
江戸四宿の一つとして賑わっていたところである

下の写真は、東口を出て直ぐの所にある
紀伊国屋ビルの前である
この紀伊国屋書店は学生の頃より
よく通ったところである

専門書が豊富に取り揃えてあるので
今も定期的に顔を出しては、珍しい本を購入している

東口は何時来ても人の多い町である


(東京都新宿区新宿3丁目)


旧中山道六十九次徒歩の旅


鳥居峠





中央本線の贄川に着いたのが朝の10:50であった
遠くなり、旧街道歩きもだんだん効率が悪くなってきた

今回は贄川宿より街道歩きを再開して
漆器の里として知られた、平沢間の宿
江戸時代の町並みが延々と続く奈良井宿を
堪能した後、街道一の難所鳥居峠を越えた

標高1197mの峠は、紅葉が見ごろとなっていた

熊出没注意の看板がやたら多かった
腰に熊除けの鈴を付けての街道超えであった

日が短いので、今回は懐中電灯も持参した


(長野県木祖村)




藪原宿





鳥居峠を越え、中山道35番目の宿場、藪原宿に泊まった

江戸時代からの旅籠、「米屋(こめや)旅館」である
ここの御主人は何と19代目とのこと

創業は室町時代というからすごい
中山道の宿8選に選ばれている宿であった

夕食の山菜の天麩羅に冷えたビールが旨かった


(長野県木祖村)




木曽福島






藪原宿を朝の7:30に出発
木曾義仲の里宮ノ越宿、福島宿を経て
中央本線の木曾福島駅に着いた

ここから特急しなの号で、塩尻まで戻り
スーパーあずさ号で帰宅した

写真は福島関所跡とJR木曾福島駅である
前回に続き、今回も起伏に富んだ素晴らしい街道歩きであった


(長野県木曾町)




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