悠々人の写真日記

平成19年3


葉山・一色海岸芝崎・真名瀬海岸森戸海岸・葉山港横浜・中華街両毛線・思川




3月 某日


葉山・一色海岸

小磯の鼻








葉山の御用邸の前の小磯の鼻と呼ばれているところである
天皇のご一家が良く散歩されるところでもある

小磯の丘の上に遠足に来ていた園児の
弁当を狙って、トンビが数羽やってきた

急降下して、弁当を捕獲していくさまは、まさに神業である

葉山から逗子海岸、江ノ島にかけての風物詩ともなっている


(神奈川県葉山町一色)



一色海水浴場







葉山の一色海岸である
夏の一色海水浴場として有名なところだ

会社の海の家があったので、何回も泊り込みで来たことがある

夏になると、色とりどりのパラソルや水着で
様相が一変してしまうが
初春の今は殆ど人がいなかった


(神奈川県葉山町一色)

3月 某日



3月 某日
葉山


芝崎海岸



葉山一色海岸の北側にある芝崎海岸である
岩礁を中心とした磯となっている

此の辺は変化に富み、貝や魚類、海藻が豊富で県の天然記念物に指定されている

昭和天皇が、ここでウミウシやホヤ、ヒドロ虫などの新種を発見されてところだ
黒潮による影響で、潮通しが良く、透明度が高く、水温も高く
暖流系生物の好適地となっている


(神奈川県葉山町芝崎)



真名瀬海岸








芝崎海岸を抜け、海沿いに北に向かうと
真名瀬(しんなせ)漁港がある

ここからは江ノ島が臨める(写真3枚目)
手前の灯台は裕次郎灯台と呼ばれる葉山灯台である

ここは、例年4月と10月の日没が、富士山と重なるところとして
写真愛好家に人気のあるところだ

きょうは、生憎富士の頂は雲に隠れて見えなかった


(神奈川県葉山町真名瀬)



3月 某日


葉山・森戸海岸

裕次郎記念碑





真名瀬海岸を抜けると岩礁地帯となる
その見晴らしの良い高台に、この石原裕次郎の記念碑がある

「夢はとおく 白い帆にのって
消えて行く 水のかなたに」

「太陽の季節に実る 狂った果実たちの先達 石原裕次郎を偲んで」とある


(神奈川県葉山町堀内)



森戸神社・水天宮







森戸川の側にあるのが森戸神社である
正しくは「葉山層鎮守 森戸大明神」とある

境内に水天宮もある

下の写真は、森戸川に架かるみそぎ橋で
この橋を渡ると、森戸海岸、森戸海水浴場となる


(神奈川県葉山町堀内)



森戸海水浴場










広い砂浜である
夏になると、色とりどりのパラソルで砂浜が埋まるところだ

初春の今、人は殆どいなかった
ウインドーサーフィンを畳む若者の背後に見える灯台は
裕次郎灯台(葉山灯台)である(2枚目の写真)

裕次郎の三回忌に、日本外洋帆走協会の会長を務めた
兄の慎太郎氏が、約1億円の基金を集めて
建立したものである

写真右端に、小さく見える鳥居は
名島(菜島)で、沖合い500mの位置にある

かつては陸続きで
頼朝の泉水と言われた井戸の跡が今もあるという


下の写真の岩礁の先右手には葉山アリーナ、葉山港があるところである


(神奈川県葉山町森戸)



葉山港







日本人が作った最初のヨットが航行したのがこの葉山港という
港の入口に、「日本ヨット発祥の地」と掘られた石碑があった

下の写真は、港に隣接する葉山アリーナの陸に上がったヨットである

今回はここで、撮影を中断し、バスで逗子駅に戻った


(神奈川県葉山町芝崎)



JR逗子駅





JR逗子駅である

葉山海岸は、この逗子駅からのバス便(京急)のみである
車で行くのにも、道幅は狭く、駐車場も少ないところだ

今回はここからJR横須賀線で、横浜に戻った


(神奈川県逗子市)



3月 某日


横浜

中華街







横浜に住んでいるので、何かあると、ここに来る
他の写真同人と入る店は、ほぼ決まっている

中華街のはずれにある店(蘇州小路)で
外観は良くないが、味と価格はリーズナブルである

其の他の場合は、何時も入る店が違う

いろいろな味が楽しめるから
店を物色するのも楽しみの一つとなっている

今回は、別の写真同人と、撮影会の後に来て
ここで打ち上げを行った

入った店は下の写真の
「宝福楼」(中華街市場通り)である

この店には紹興酒は置いて無く、老酒(ラオチュー)のみであった

なお、浙江省紹興産のものを紹興酒と言い
それを長期間貯蔵したものが老酒である
それ以外は黄酒と言う

そして、ビールは恵比寿ビールのみであった

なかなかアルコールに拘った店で
料理の味も良かった

なお、蛇足ではあるが、世界の三大美酒とは
フランスのワイン、日本の吟醸酒、そして中国の紹興酒を指すと言う


(横浜市中区山下町)

小山

両毛線・思川駅







東北本線の小山駅を出て、思川(おもいがわ)を渡ると思川駅である
小山と高崎を結ぶ両毛線の最初の駅だ

駅舎はつい最近まで小さな木造であったが
今は洒落た駅舎となっている

無人駅である
一部区間を除き単線で、次の駅が蔵の町として知られた栃木である


(栃木県小山市松沼)




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