房総・州崎
Sunosaki

州崎
  初日の出と、初富士を見たくて、わざわざ元旦に車でやってきて、館山の民宿に泊まった。そして翌朝早く州崎(すのさき)に来た。
  ここは、房総半島の先端で、三浦半島の剣崎(つるぎさき)とともに東京湾浦賀水道の入口にあたるところである。また、内房総、外房総の境目となっているところでもある。
   天気が良く、対岸の三浦半島が手に取る様にはっきり見えた。そして、相模灘越しに富士がものの見事に、その秀麗な全身を露わにしていた。
    房総もここまで先端に来ると、三浦半島に遮られることなく相模灘と箱根山、そしてその背後の富士山の全体像がはっきりと見ることが出来る。
相模灘と富士 
  今日は波が静かで、空気も澄んで穏やかであったが、この岬の沖合海域は「潮の路」と呼ばれ海難の多いところとしても知られている。
  この岬より房総半島を南東に回ったところが平砂浦である。ホテルやゴルフ場も出来ているが、一帯は温暖な気候を生かした花の栽培の盛んな所で、房総フラワーラインと名付けられている。  
平砂浦
  平砂浦で写真を撮っていたら、今度は、ほぼ反対側の犬吠埼に行ってみたくなり、急遽元来た道を引き返した。途中鋸山に寄っただけで、まっすぐ九十九里浜、そして犬吠埼に向かった。



ルート

館山〜州崎〜相模灘〜平砂浦



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悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
Part 1
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