一ノ倉沢
Ichinokurasawa
  生憎の雨であった。予定していた、ロープウェイを利用しての天神平から谷川岳(南のトマノ耳1963m、北のオキノ耳1977mの双耳峰より成っている)行きは諦めて、車で旧清水街道を一ノ倉沢出合まで入った。
  一ノ倉沢は、古くから穂高岳、剣(つるぎ)岳と並んで日本三大岩場と言われている。一ノ倉岳(1974m)の東斜面の沢で、霞んで見えなかったが、標高差800mの狭いU字型の急峻な谷となっている。
  一ノ倉沢から旧清水街道をさらに進むと幽ノ沢がある。写真仲間のF氏は、良く撮影にくるとのことであった。
  今回は、雨の中であったので、早々に退散となった。しかし紅葉は真っ盛りであったので、雨の中、何枚か撮った写真が左の写真だ。雨に濡れ、却って趣が出ているのではないかと思う。
  マチガ沢は、谷川岳の東斜面に発達した険しい沢の一つで、一ノ倉沢、幽ノ沢と並んで谷川岳三大沢と呼ばれている。
  これらの沢が並ぶようにして湯檜曽(ゆびそ)川に流れ込んでいる。そして、JRの湯檜曽駅付近で利根川に合流している。  
湯檜曽川
  マチガ沢から、天神平、土合(どあい)駅と旧清水街道を下って行くと、急に視界が広がるところがある。湯檜曽温泉付近で、この下で利根川と合流している。
  谷あいを流れていた、湯檜曽川が急に広くなっているところである(広大な氾濫原となっている)。晴れていればここからの谷川岳の眺めは最高とのことであったが、生憎雨雲の中であった。
  大小の石がごろごろしているところで、あちこちに立ち枯れ木があった。この広い河原で、谷川岳の方を一生懸命スケッチしている女性が印象的(左上写真)であった。
   この後、下流の水上峡、諏訪峡に向かった。


ルート

関越自動車道
〜水上インター
〜水上温泉〜湯檜曽〜土合
〜マチガ沢〜一ノ倉沢

歩行 1時間 
駐車場

一ノ倉沢 
駐車場 無料
トイレ有り

マチガ沢 
駐車場 無料

湯檜曽川 河畔
 駐車場 無料

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