観音崎
Kannonnzaki
観音崎
  三浦半島の東端にある観音崎に車で出かけた。対岸の房総半島の富津岬とこの観音崎を結ぶ線(5.6km)が東京湾の湾口にあたるところである。
  この線から南(右手)の三浦半島の剣崎と房総半島の洲崎(すのさき)を結ぶ線の間が浦賀水道と呼ばれている。
  江戸時代末期には船見番所が置かれ、明治以降は要塞が築かれ、軍事上の需要な地点であった。今でも立派な砲台跡が残されている。 
観音崎海水浴場
  付近一帯は、県立観音崎公園に指定され、灯台経由で反対側のたたら浜海水浴場まで遊歩道が完成している。
  この浜辺も夏は海水浴客で賑わうところであるが、晩秋の今日は、静かであった。ただ、禁止の立て看板が立っている側で、バーベキューを堂々とやっている何組かのグループが居て、煩わしかった。
  マナーが悪い人が増えたから、禁止されているのであるが、どうも、こういう輩が最近増えた様な気がする。
  観音崎の磯は黒鯛の好ポイントとしても知られている。浮き、フカシで、黒鯛、メジナ、アイナメ、メバル、スズキ、タナゴ等が釣れるが、ウエーダー(釣用の防水長靴)の着用が必要なところである。
  一般用としては、防波堤が利用されている。キス、マゴチ、ベラ、アイナメ、アナゴ、アジ・・・・と楽しめるところである。
観音崎灯台
  1869年(明治2年)、フランス人技師ベルニー(ウェルニー)の設計で、日本最初の洋式灯台(レンガ作りであった)が設置された。 
  現在の灯台は高さ15mで、3代目とのこと。
浦賀水道
 
 観音崎灯台より浦賀水道を望む。対岸の房総半島がよく見えた。房総の富津岬との間はわずか6km弱の距離しかない。
  この間を、一日平均1000艘の船が行き交うというから、本当に海の銀座通りって感じだ。船の行き来を見ているだけでも楽しいところである。



コース

横浜横須賀道路 衣笠IC
〜北久里浜〜馬堀海岸〜観音崎

歩行2時間

駐車場・休憩所

観音崎公園 有料


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悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
Part 1
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