三 頭 山
Mt.Mitou 1531m

紅葉
  秋の三頭(みとう)山は、紅葉が見事である。駐車場の開門(午前8時)と同時に、車を停めたがすぐ満車になった。都の職員が丁寧に誘導してくるので、安心して駐車できるが、それだけ天気が良いと、車が多く、この駐車場は機能しなくなる。
  近くに第2駐車場があるが、これも時間の問題ですぐ満車になる。
黄葉
  都民の森となってから、こんな有様で以前の深山幽谷と言う感じが薄れてしまった。
  それでも、東京・奥多摩三山で一番奥にある山である。この山は都民の森に指定されているだけあって、見事な森が続いている。
  特に、頂上付近のブナは見事であった。  
鞘口峠
  駐車場から約30分で、鞘口(さやぐち)峠に着く。このまま真っ直ぐ行くと奥多摩湖麦山である。我々は、左に曲がり、三頭山山頂を目指した。約1時間で、東峰に到着する。途中、真新しい休憩小屋が出来ていた。紅葉も見事であったので、ここでコーヒーを沸かし、休憩した。
  東峰にも、真新しい見晴らし台が作られているが、生憎のガスで、見晴らしは得られなかった。
三頭山頂上より富士方面
 
 奥多摩三山の中で一番高い山(三頭山中央峰)である。富士がちらっと顔を出したが、すぐ雲にかくれてしまった。久しぶりにみる雲海であった。
  鞘口峠から登り、一番遠まわりして、三頭山、大沢山、三頭ノ大滝を経て、もとの都民の森駐車場に戻った。
沢山頂上付
 
 大沢山は標高1482mであるが、この辺の道は快適である。近くに三頭山避難小屋もあり、安心して歩ける尾根道である。
  多くのハイカーは、この避難小屋から三頭ノ大滝の方へ下山してしまうが、一踏ん張りして大沢山経由にすると、良いところが沢山ある。
大沢山山麓
  西原峠の分岐を右に見送って、三頭の大滝へ向かう途中、霧が出てきた。この辺は、東京とは思えないほどである。この辺にくると、深山幽谷といってもおかしくないほどである。
三頭ノ大滝
  見事な滝である。谷の上に吊り橋がかかっており、この写真はその中央付近で撮ったものである。この辺は、観光客も来ている。ここからの道は、木屑を引き締めた見事な遊歩道となっている。ここから20分ほどで、三頭山駐車場に着く。




ルート

中央高速 上野原インター 1時間 

都民の森駐車場〜鞘口峠〜御堂峠〜三頭山〜大沢山
〜三頭ノ大滝〜都民の森駐車場 

歩行 3.5時間

駐車場
 都民の森駐車場 40台 無料
 第二駐車場有

トイレ
  都民の森駐車場、大沢山避難小屋

休憩所
 三頭山避難小屋、見晴らし台
 


9910/0012/0507

悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
Part 1
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