湯西川 男鹿川とこの湯西川が合流した所でダムが出来、五十里(いかり)湖となっている。この五十里湖から流れた水が、直ぐ下流の川治温泉付近で鬼怒川と合流し、茨城県の小絹(こきぬ)付近で利根川に合流している。 今回は、車で日光・今市から会津西街道を通り、五十里ダムに抜けた。そこで左に折れ、湖岸(左側)をさらに奥に1時間ほど車を走らせたところにやってきた。 凄い砂利道で、埃をモウモウと立てての走行であった。 |
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湯西川温泉上流 この辺はかつては秘境と呼ばれていた所で、今回で2度目の訪問であった。今は舗装道路となっているが、当時は、もう酷いものであった。やっとたどり着いたと言う感じの所である。 この少し下流の川畔に、平家の落人の伝説を秘める湯西川温泉がある。平家の後胤(平忠実から11代目)が、今の伴久ホテル(当時は伴久旅館)を創建したとの事であった。今でも平家ゆかりの遺品が陳列されている。 |
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湯西川温泉付近である。子供達が、水浴びをしていた。ここで温泉が発見されたのは、16世紀末とのことであるから、由緒ある温泉と言える。 | ||
反対側の川畔である。この少し上は、かつては牧場があった。実は、この辺は、私の母方の祖父が、養蜂で良く訪れていた所であった。 そんな関係で、我々も小さい時、母に連れられてやってきた。その時の思い出を新たにしようと言うことで、10年ぶりに、従兄弟会がこの湯西川で催うされた。 |
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懐かしい写真である。未だ、従兄弟達が若い時である。今では、この写真に写っている人の子供達が結婚する年頃となっている。地形の輪廻ではないが、人の一生を考えさせられる写真である。 | ||
夜は、伴久旅館の落人料理で舌鼓を打った。岩魚(いわな)や野鳥の姿焼きは、なかなか野趣があった。河鹿(かじか、谷川の岩間に棲む、美声で有名なカエル)の鳴き声が賑やかであった。 竹筒で飲む地酒の味も格別であった。 |
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ルート 東北高速道〜日光宇都宮道路 〜今市インター〜鬼怒川温泉 〜五十里湖〜湯西川温泉 歩行 1時間 |
駐車場 川畔 駐車スペース 旅館併設駐車場 |
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