多摩川河口・浮島
Tama Kakou

多摩川河口 
  丁度、対岸の羽田空港へ飛行機が着陸するところである。川崎市の殿田町3丁目、いすゞ自動車川崎工場の裏手の所である。一番広い所で、約1kmの川幅となっており、まさしくRiver(知人の外人が、日本にはRiverが少ないと言っていた事を思い出した)となっている。
  ここまで、土手にサイクリンコースが出来ており、自然が堪能できるところである。この先は、多摩川運河(浮島橋)を挟んで河岸は続いているが、総て埋め立て地で、浮島と呼ばれているから、この辺が本当の河口と言えるのであろう。
羽田空港
  羽田空港の離発着やモノレールが目の前に見える。
  今回は、車をいすゞ自動車(川崎工場)の横の路地に停めて、撮影を行った。この写真はデジカメであるが、中型カメラ(6×7判)を大型三脚に装着し、望遠で撮った写真があるので、次の機会に紹介したいと思っている。  
  多摩川の中州である。ねずみ島と呼ばれているそうであるが、野鳥の天国とか。写真仲間のA氏によると、コミミズクもいるとのことであった。今回は、季節の関係もあり、渡り鳥では無く多数の鴎が手前砂地で羽根を休めていた。
  この対岸は、羽田で直ぐ左手にかかっている橋が多摩川で最下流に架かっている大師橋である。   
  この辺は、多摩川ではなく、六郷川と呼ばれていた。対岸の土地名は、今でも大田区東六郷、南六郷、西六郷と呼ばれている。町工場が多く、仕事で良く通ったところである。腕の良い職人が多く重宝したものだ。
   この後、多摩川の人口の河口、浮島に行ってみた。浮島は名前の通り、埋め立て地で、その先端に浮島公園があり、20台くらい停められる駐車スペースがあったが、天気の良い5月の連休であったため、満杯であった。浮島の奥に車を停め、歩いて行った。
浮島公園
  もう、目の前は海と言う感じである。左手の建造物は、木更津行きの日本カーフェーリーの発着場であった所だ。この川(海)の底を、今は高速湾岸線(多摩川トンネル)が通っている。羽田空港とこの浮島を結んでいる。
  そして、この浮島から東京湾横断道路が木更津に向かって、開通している。ご存じの通り、海ほたるまでは、東京湾の海底のトンネルとなっている。その入口がこの浮島である。 
浮島つり園
  浮島の、多摩川川縁である。というより、もう築港という感じだ。天気が良いので、多くの人が釣りを楽しんでいた。また、浮島公園の中の緑地では、家族連れがバ−ベキューを楽しんでいた。
  この2枚の写真は色調が違っているが、これは、富士のプロビア(リバーサルフィルム)で撮ったものだ。やはり、銀塩写真は写りが違う。
  この後、浮島から川崎港に足を伸ばしてみた。


ルート
 
川崎〜川崎大師〜殿町
〜浮島公園〜浮島つり園〜浮島埋め立て地


3時間
休憩所・駐車場

浮島公園 20台

無料

0105/0106/0507

悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
Part 1
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