大倉山
Okurayama


大倉山梅林 
   大倉山公園は東急・東横線の大倉山駅を下車し、綱島の方に線路に平行して100m程歩いた所の坂を登った所にある。丁度、鶴見川に突き出た丘陵の先端にあるから、川から見ると小高い山の様に見える。  
   初春のこの辺の大倉山梅林は隠れた穴場で、梅の木の下での花見の宴も盛んなところだ。左の写真は、2月9日に撮影したものであるが、もうすっかり満開であった。  
龍松院 
  この梅林に隣接した龍松院(りゅうしょういん、曹洞宗)は2代目小机城代笠原康勝が、あの北條早雲より拝領した文殊菩薩像を祀って文殊菩薩堂を建立(天文年間、1550年頃)したのが起源と言うから古い。
大倉山記念館
   元大倉洋紙店社長の大倉邦彦(明治15年生)氏が、昭和7年、ここで大倉精神文化研究所(儒教、仏教、道教を中心とした日本精神文化の研究と修養を目的として)を開設した。
   建物は、日本では珍しいギリシャ(クレタ文明)建築様式で、地下1階、地上3階の建物である。現在は、横浜市が管理し、市民のコンサートや集会、展示会等に利用されている。  
   この大倉氏の名前を取り、付近一帯の丘陵地帯が大倉山と命名された。また、東急・東横線も地元の地名を付けた「太尾駅」が研究所の開設に伴い「大倉山駅」に改められた。太尾(ふとお)の方が、地形を良く現しているのに、少し残念な気がする。
  付近は、横浜市民の身近な公園となっている。鶴見川のサイクリングコースからもすぐ近くである。


ルート
 
東急東横線 大倉山駅

歩行  2時間
休憩所・駐車場

駐車場 無

トイレ
 大倉山記念館内
大倉山梅林

0202/0202

悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
Part 1
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