12月 某日
旧中山道六十九次徒歩の旅
十二兼駅
塩尻で乗り換えて、中央本線の十二兼駅に着いたのは
昼の12:10であった
これが一番早い電車である
駅は無人駅で、駅前はすぐ木曽川であった
今回はここから旧中山道に復帰して
三留野(みどの)宿を経て、今夜の宿・妻籠宿に向かった
(長野県南木曽町)
妻籠宿
江戸時代から営業している旅館「松代屋」(左から2軒目)に泊まった
さすがに夜は冷えた
炬燵に入っての熱燗は効いた
宿の料理は鯉料理が自慢であった
この辺は古い町並みが見事なほど残されている地域である
時代劇の撮影場所としても重宝がられているところだ
松代屋の上がり口に飾ってある写真は
勝新太郎の「座頭市」である
その他大川橋蔵の「この首一万石」等もここで撮影されている
妻籠宿は、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に
岐阜県の白川村、京都の産寧坂と共に
日本で最初に制定されている
その後、中山道では奈良井宿がやはり指定されている
(長野県南木曽町妻籠)
中津川
2日目は、妻籠宿を出て、馬籠峠を越え
馬籠宿、落合宿を経て中津川宿まで来た
木曽街道に別れを告げ、いよいよ美濃路である
上の写真は中津川の市街である
真ん中の道が旧中山道である
今回は、ここで街道歩きを中断して
中津川駅より特急「ワイドビューしなの17号」で塩尻に向かった
段々、名古屋経由か塩尻経由か迷うところである
塩尻経由の方が時間はかかるが、費用が3000円安い
中津川駅前に「栗きんとん発祥の地」の碑があった
(岐阜県中津川市)
0612/0612
高幡不動
高幡不動駅
京王線の高幡不動駅である
3年ぶりに訪れたら駅舎が新しくなっていた
下の写真は駅前から高幡不動尊に続く参道である
朝が早いせいか、人通りは殆ど無かった
(東京都日野市高幡)
高幡不動尊
正式には高幡不動尊明王院金剛寺である
関東三不動の一つとして古くから親しまれている
平安時代初期に慈覚大師円仁が
清和天皇の勅願によって当地を東関鎮護の霊場と定めて
山中に不動堂を建立し、不動明王をご安置したのに始まる由
境内に土方歳三の大きな銅像が建っている
土方歳三は、この地、武州多摩郡日野宿石田村生まれである
今回は、高幡不動駅前のスペイン料理専門の
レストランで、写真仲間の忘年会を行った
(東京都日野市高幡)
0612/0612
三 鷹
三鷹駅
三鷹駅で降りたのは、久しぶりであった
仕事で良く通っていた時は、いつも車であった
武蔵野通研(現NTTの武蔵野研究開発センター)やY電機が近くにあった
特に通研には、共同開発もしており日参したことがある
三鷹の地名は、幕府および尾張徳川家の御鷹場があった
ことに由来する
写真下の道を行くと井の頭公園がある
女房と初めてデートしたところである
三鷹市美術ギャラリー
駅前のビル・CORALの5階に
三鷹市美術ギャラリーがある
今回は写友のN氏が写真展を開いたので
訪問した
そのものずばりのデジカメ写真展である
デジカメに限定しているだけあって
展示されている写真は、新しい表現にどれも意欲的で、また行動的であった
隣の展示場ではJRP(日本リアリズム写真団)の創立30周年記念写真展をやっていた
こちらはモノクロ、カラー、デジタルと多彩であった
(東京都三鷹市)
0612/0612
TOP | 北海道 | 東 北 | 関 東 | 中 部 | 近 畿 | 中国四国 | 九州他 |