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東海道五十三次 ぶらり徒歩の旅 2

六郷川2川崎生麦



六郷川

六郷橋



品川宿を後にして、東海道をここまで歩いてきた

六郷(ろくごう)川にかかる六郷橋より下流を見た写真である
かつては六郷渡しのあったところだ

なお、六郷川とは、多摩川の下流の呼称である

この橋を渡ると、もうすぐ川崎宿だ

川崎側の川の袂(写真右手)には
明治天皇渡御記念碑が当時の絵地図入りで建てられている


東京都大田区南六郷 新六郷橋


2川崎宿

川崎宿本陣



六郷川に架かる橋(六郷橋)を渡って
京急川崎駅に向かう狭い道が旧東海道である

ここは川崎宿田中本陣のあったところだ
もとよりその面影は今は無い

文献と地図を良く調べておかないと
つい現在の東海道(第1京浜)を歩いてしまう


神奈川県川崎市本町1丁目)


市場一里塚



南武線と京急の交差する川崎市の
八丁畷(はっちょうなわて)駅を抜けると
程なく横浜市の鶴見区に入る

鶴見川の手前にあるのがこの市場(いちば)一里塚である
江戸日本橋より5つ目の一里塚だ

きっちりと保存されているのには驚いた

昔は、田畑の真ん中にあったのであろうが
今は住宅地の真ん中にある


神奈川県横浜市鶴見区市場西中町4)



鶴見川橋



旧東海道を下り、横浜に入ってすぐの所に鶴見川橋がある

この橋の袂(写真右手の木立の中)に
鶴見橋(現鶴見川橋)関門旧跡(かんもんきゅうせき)があり
5番番所が設けられたところだ

生麦事件(文久2年、1862年)の後
川崎宿と保土ヶ谷宿の間に番所が設けられ
攘夷派浪士の取締りを行った所の一つである



神奈川県横浜市鶴見区中央2−19)


生 麦

キリンビール



鶴見より第一京浜国道を横切り
国道駅の前を通り、旧東海道(現生麦魚河岸通り)を下った

そして、今日の最後のコースに予定していた
キリンビールの工場内にあるレストラン(キリン横浜ビアビレッジ)前に到着した

搾りたての生ビールで一気飲みをと思ったが
無情にも休館日であった

この工場の直ぐ右手に「生麦事件記念碑」のあるところである


神奈川県横浜市鶴見区生麦1丁目)
0410/0603

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略 図

経路 青線部 15.70km











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