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東海道五十三次ぶらり徒歩の旅4

7平塚宿8大磯宿国府津
 




7平塚宿

馬入橋



旧東海道を下り、千川の鳥居大橋を渡る頃より
正面に富士が見えてくる
そして、右手には大山と丹沢山塊である

ここまで来ると、やっと東海道を旅している気分になってくる

写真は、平塚宿の入口となる馬入川(相模川)の
馬入橋より撮影したものだ

雪を被った富士が、旅人を癒してくれる


神奈川県平塚市 相模川馬入橋)



平塚宿上方見附



平塚宿の京都側入口である
「京方見附」と言われていた

右手の山が高麗山(168m)である
手前の川(花水川)を渡ると、もう小田原市である
歩いてみると、あっという間に
ここまで来たという感じであった


神奈川県平塚市撫子原)



8大磯宿

丹沢山塊



旧東海道を下り、この辺まで来ると
正面に富士山、そして右手に丹沢山塊が見える
実に気持ち良い景色である

写真は旧東海道の花水川に架かる花水橋より見た
丹沢山塊である
右手が大山で、左手が丹沢だ

何回も登っているので、懐かしかった


神奈川県大磯町高麗二丁目 花水橋)



鴫立庵



大磯宿の鴫立(しぎたつ)沢の畔にある鴫立庵である
西行法師の
「心なき身にもあはれは知られける
鴫立つ沢の秋の夕暮れ」
で有名なところである

鴫立庵は、江戸初期、西行の歌を偲んで建てられたもので
京都の楽柿舎(らくししゃ)と、近江の無名庵と共に
俳諧3大道場と呼ばれたところである

庭園には、西行や芭蕉をはじめ
多くの句碑が建立されている


神奈川県大磯町 鴫立沢)



大磯・松並木



大磯宿の松並木は、今でも鬱蒼とした感じで
当時の面影を残している

平塚宿から大磯宿に入る手前の化粧(けわい)坂の
松並木も立派であった


神奈川県大磯町 大磯中前



大磯城山公園



県立の大磯城山公園
旧東海道沿いにある旧三井財閥別邸跡である

中世時代はここに小磯城があった所だ

頂上の旧本館付属展望台を模した展望台より
箱根、富士、伊豆、丹沢はもとより三浦半島まで一望出来る

園内には大磯町郷土資料館があり、歴史や文化、風土を紹介している

ここで、暫しの休息を取った


神奈川県大磯町国府本郷西小磯 大磯城山公園)



国府津


袖ヶ浦



旧東海道も、大磯を過ぎ二宮に入ると
海岸沿いの歩きとなる

ただ、海岸線はを西湘バイパスが走っているため
見晴らしは良くない

写真はバイパスの橋桁の間から撮影したものである



神奈川県二宮町 袖ヶ浦)



箱根山



この辺りに来ると正面に
天下の険、箱根の山々が眼前に聳えてくる

これからあの山を越えると思うと、ぞくっとした闘志が沸いてくる
登り甲斐のある山塊だ



神奈川県小田原市国府津)
0411/0604

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略 図

経路 青線部 26.0km















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