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東海道五十三次 ぶらり徒歩の旅6

箱根東坂10箱根宿




箱根東坂


石 畳



旧東海道東坂で、最初の石畳だ
湯本の早雲寺を出て、約10分(840m)
江戸より二十二里(88km)の一里塚を過ぎると直ぐの所にある

早川の支流須雲川沿いの道となっている
多くの人に踏まれたのか表面がツルツルであった


神奈川県箱根町湯本 旧東海道石畳)



須雲川







湯元の早雲寺を過ぎると旧東海道は
この須雲川沿いの道となる

写真は、この須雲川沿いの自然探勝歩道でのものだ
紅葉が見頃であった


神奈川県箱根町須雲川)



大澤坂



初めての急登である
左崖下が須雲川の支流大澤のあるところだ

この辺の石畳は苔生していた

この大澤坂を登り切ると畑宿である
一里塚のあるところだ

畑宿は「立場茶屋」として賑わっていたところである


神奈川県箱根町畑宿 大澤坂)



甘酒茶屋



畑宿を抜け、急な石畳を登っていくと
旧街道七曲り坂である

猿滑(さるすべり)坂と呼ばれる所もある急な登り道で
階段も多いところだ

これを登りきった所に甘酒茶屋がある
かつては、何件もの茶屋があったが、今ではここだけである
江戸時代初期より営業しているという

近くに箱根旧街道資料館がある


神奈川県箱根町)



追込み坂




甘酒茶屋を抜けると、檜林の快適な旧街道歩きとなる

写真の団体さんは
三島からきた総数80人のパーティーという

この辺が箱根東坂のハイライトと言える
見事な石畳が延々と続くところだ


神奈川県箱根町)



二子山



途中、旧街道をちょっと逸れたところにある見晴台から
目の前に二子山(1091m)が見える

左手には駒ケ岳(1327m)の勇姿が望めるところである



神奈川県箱根町)



杉並木



芦ノ湖湖畔の元箱根に到着
箱根神社の朱塗りの大きな鳥居の脇より
鬱蒼とした杉並木となる


神奈川県箱根町)



10箱根宿


関所跡



杉並木を抜けると
箱根関所跡である

当時の関所が再現されている


神奈川県箱根町)



10箱根宿・芦ノ湖



箱根の関所を抜けたところの芦ノ湖湖畔
背後の山は駒ヶ岳(1327m)だ
もとの箱根宿場のあったところである

箱根峠の労苦を和らげるため
小田原と三島から50軒ずつの宿を
ここに移転させ宿場を作った由

本陣は6軒もあり、東海道で最多の宿場であった

今回は、ここでバスに乗り小田原に戻った



神奈川県箱根町

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0412/0605


略 図

経路 青線部 9.60km










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