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旧山陰道 2

但馬・豊岡〜城崎




但馬


豊岡日吉神社





丹後の久美浜を出て、河梨峠を越えると
但馬(兵庫県北部)の豊岡市に入る

豊岡は、かつて但馬国の国府のあったところだ

写真は豊岡の略中央部にある日吉神社である
付近は山王公園となっている

寛文8年(1668年)より続いている神楽が知られている
この東側にある神武山公園がかつての豊岡城のあったところだ


(兵庫県豊岡市山王町)


豊岡市内




山王公園の階段より豊岡市街を見下ろす

豊岡は、円山川の氾濫源に位置し、最近まで洪水の多かったところであったが
今は治水に成功し、その恐れは無くなったとのこと

江戸時代は京極氏の城下町として
また、北前船の寄港地で、円山川水運の船から陸送の中継点としても発展しきた

かつては柳ごおりが有名であったが
最近はカバンの製造が盛んで、全国の80%を占めるという


(兵庫県豊岡市大手町)



豊岡駅前





JR山陰線の豊岡駅である
また北近畿タンゴ鉄道の終着駅でもある

なお、豊岡市は但馬地方唯一の市とのこと


(兵庫県豊岡市大手町)


円山川



豊岡市を南北に流れる円山川である
播磨、丹後の国境付近の朝来市の円山付近が源流となって
日本海津居山湾に注ぐ川である

川幅が広く、流れも緩やかで、如何にも水運に適した川である


(兵庫県豊岡市城崎町)


城崎温泉





城崎本線は、奈良時代初期に発見された古い温泉である

この先、温泉地の背後にある大師山にはロープウェイがあり
中腹には717年創建の温泉寺がある

湯量が豊富で、鴻ノ湯、まんだら湯、一ノ湯等の郷土風呂が有名
志賀直哉の「城の崎にて」にも紹介されている


(兵庫県豊岡市城崎町)


城崎温泉・さとの湯





駅近くの足湯処、ここは無料である

さとの湯(後ろの建物)は日本最大の駅舎温泉として知られたところ
此方は入湯量800円であった


(兵庫県豊岡市城崎町)



JR城崎温泉駅





JR山陰本線の城崎温泉駅
円山川(写真左手)の直ぐ側にある駅である

2005年、平成の大合併で、城崎町が隣の豊岡市と合併した時に
駅名を「城崎駅」から「城崎温泉駅」へと変更された


(兵庫県豊岡市城崎町)
0712/0801



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略 図

経路青線部












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