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旧山陰道 4

因幡・福部〜鳥取砂丘




因幡


福部駅





JR山陰本線の福部駅である
次の駅が鳥取駅である

福部砂丘と背後の低湿水田地帯となっている
日本海に面した元岩美郡福部村である

駅には小さな駅舎があった(下写真)
車両は一両編成のワンマンカーである


(鳥取県鳥取市福部町)


福部





福部を流れる箭渓川(上の写真)

目の前の丘の先は日本海に面した福部(海土とも)砂丘である
海土はあもうと読む

右側のお椀を伏せた様な山は「し(馬偏に四)馳山(しちやま、314m)」である


(鳥取県鳥取市福部町海土)



西海土





道の端を見ると、この辺が元砂丘であったことがわかる
栽培されているのは砂丘らっきょうとのことであった

小高い丘陵部(下写真)は直浪(すくなみ)遺跡である
縄文・弥生時代の遺跡だ

ここで霙と、冷たい強風に見舞われた
傘が使えない状態であった


(鳥取県鳥取市福部町海土)


湯山集落



この辺一帯は砂丘裏の湯山池を埋め立てたところである
街道に沿って家並みが続いていた
民宿をやっている家もあった


(鳥取県鳥取市福部町湯山)


中湯山







ここで265号線と合流する

ふくべ梨狩街道と別称されているように
付近は二十世紀ナシで知られた観光梨狩り園の多いところだ

峠を越えると、前方が開けてきた
鳥取砂丘である


(鳥取県鳥取市福部町湯山)


多鯰ヶ池





左手に多鯰ヶ池(たねんがいけ)
そして前方の防砂林の間から鳥取砂丘が見えてきた

多鯰ヶ池には蛇の化身である美女が身を沈めたという
お種伝説が残されている


(鳥取県鳥取市福部町湯山)



鳥取砂丘









東西16km、南北2.4kmの鳥取砂丘は
やはり広大である


(鳥取県鳥取市福部町湯山)


鳥取砂丘・馬の背





馬の背と呼ばれている丘陵だ

鳥取砂丘は福部砂丘、浜坂砂丘、湖山砂丘の総称で
ここが浜坂砂丘の中心となっているところだ

左下のすり鉢には湧水があり、オアシスの様になっている


(鳥取県鳥取市福部町)


砂丘銀座








砂丘東側にはドライブインが立ち並び
「砂丘銀座」と言われているところ

この右手にある国民宿舎砂丘センター(下写真)に今夜の宿を取る
冷えた体にカニの鍋料理が旨かった


(鳥取県鳥取市福部町湯山)

0712/0801



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