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旧山陰道 8

気高町・永江側〜13青屋宿




因幡・気高町


永江川



日本海に注ぐ永江川(2級河川)
この永江川と浜村川の間に浜村温泉がある

川の左側は姉泊新田と呼ばれるところである


(鳥取県鳥取市気高町)

因幡・青谷


13青屋宿









山陰道13番目の宿場青屋宿である
現在の地名は青谷(あおや)となっている

赤茶色の石州瓦(石見瓦)の目立つ町並みが残されていた

青屋宿は、日置川と勝部川の合流点から河口に掛けて
古くから発展した港町である

天正年間(1573〜1592年)は、鹿野・亀井藩の外港であった

江戸時代よりは鹿野往来との分岐点で、宿場として
又、日置地区の中心として賑わいを見せていた

鳥取藩の青屋御倉や青屋御茶屋等も設けられていた由

3枚目の写真は、西本酒造場で
創業は元治年間(1864〜1865年)とのこと
今でも営業している

地酒・美人長として親しまれている
お勧めは純米吟醸酒「笑(えみ)」とのこと


(鳥取県鳥取市気高町青谷中町)



日置川







日置川に架かる橋より撮影したもの
勝部川との合流付近で、重厚な家並みが残されている区域である

青谷町健康づくり地区推進委員会により
この辺一帯は「古き町並み散歩コース」に指定されていた

2枚目日置川に架かる橋から上流を見た写真である
3枚目は下流側で勝部川との合流点である

勝部川の右手が日本海となっている
河口は長尾鼻と丸山崎に囲まれたところで
天然の良港となっている


(鳥取県鳥取市気高町青谷)


青谷駅前








JR山陰線の青谷駅と駅前商店街である

なお、青谷は江戸時代から木綿(青谷木綿)と和紙の産地としても
知られていたところだ

特に奈良時代より続いている手漉き和紙(因州和紙)は
今でも日本一の生産量で
シェアは何んと、60%以上とのことであった



(鳥取県鳥取市気高町青谷)

勝部川






勝部川沿いの道である
なお、勝部川は青谷南部の小富士山(こふじやま、749m)を
源流とする2級河川で、ここで日本海に注いでいる

旧街道はこの川沿いを少し進み、橋を渡る

次の宿場は14番目の宿場・泊宿となる


(鳥取県鳥取市気高町青谷)
0802/0803


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略 図

経路 青線部











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