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旧山陰道 30

出雲・28今市宿〜神門通り




28今市宿


今市町町並




山陰道28番目の宿場、今市宿に入る

写真は現在の出雲市の今市町で
かつては、文字通り出雲平野西部の物資集散の中心地であった

そして旧山陰道の宿場もここにあったのである
丁度高瀬川の畔で、川に沿って発達してきた町だ

JR出雲市駅が近くに出来ている
この駅は明治43年の開業当初は出雲今市駅であった

ちゃんと旧宿場名を冠していたのであるが
寂しいことに、昭和32年に現在の出雲市駅となった

また、つい最近までは出雲市には
有名な出雲大社は含まれていなかった

平成の大合併で出雲市と出雲大社のある大社町が一つになり
出雲市に出雲大社が含まれるようになった経緯がある


(島根県出雲市今市町)


今市・代官町







かつての宿場町の中心はJR出雲市駅に近いため
路地には多くの飲食店が軒を連ねている

室町時代から市場町として発達してきた今市は
現在でも出雲市の中心となっている


(島根県出雲市今市町代官町、他)



JR出雲市駅



出雲市の文字通り、表玄関となったJR出雲市駅である

出雲大社をイメージした立派な駅舎となっており
大正13年に建てられたものだ

写真右手は駅前にあるからくり時計だ

神話に相応しい古代人の衣装を着た人形が配され
定刻になると音楽に合わせ人形が回転する仕組みとなっている


(島根県出雲市今市町)


出雲市駅前通り



駅前の大通り
この少し先の高瀬川沿いが、旧今市宿のあったところである

この後、高瀬川沿いを出雲大社に向かう


(島根県出雲市今市町)


出雲神門通り



出雲市今市町より大社町に入る

遠く見える鳥居は堀川の側にある、出雲大社の大鳥居である
高さ23m、柱の周囲6mという日本一大きな鳥居である


(島根県出雲市大社町)



弥山



右前方に霞んで見える山は、弥山(みせん、496m)である

この背後に連なる鼻高山(はなたかせん、536m)と併せて出雲北山とも呼ばれている
登山コースも整備され、畏れ多くも神々を見下ろす山として知られている

山頂は、生憎と雲の中であった


(島根県出雲市大社町)



出雲大社鳥居



出雲大社の木製鳥居を潜ると
松の参道と呼ばれる松並木となっている

参道を通り出雲大社本殿に向かう


(島根県出雲市大社町)



浄の池



木製の鳥居を潜り、少し進むと、右手に浄の池(きよめのいけ)がある

丁度桜が満開であった


(島根県出雲市大社町)

0804/0806


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