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日光道中ぶらり徒歩の旅 5

2草加宿



2草加宿


草加宿入口





上の写真の左手の道が旧奥州街道(日光道中)である
かつての日光道中2番目の宿場だ
本陣1、脇本陣1、そして旅籠は67軒もあった

草加は宿場としても、また市場町としても栄えたところで
街道沿いは今でも商店街となっている

松尾芭蕉が、奥の細道の旅で最初に宿泊した場所として知られている


(埼玉県草加市高砂)




草加市役所前地蔵堂



草加市市役所の一角に地蔵堂がある
ここには、豪商大和屋浅古半兵衛の屋敷のあったところである
地蔵堂は、浅古氏が子育て地蔵として祀った石造菩薩立像を
お堂の中に安置したものだ


(埼玉県草加市高砂)



草加宿町並





草加の町並みは新旧の建物が同居している
ビルやマンションの間に旧家があると言う感じであった


(埼玉県草加市住吉)


おせん茶屋跡



旧街道沿い右側におせん茶屋跡がある

草加せんべいの元祖「おせんさん」に因んだ小公園となっていた
旅人の休憩所となっており、トイレもあった


(埼玉県草加市神明)




東福寺



東福寺の山門は豪華な四脚門で、境内にある鐘楼も
龍の彫り物のある立派なもので、共に市の指定文化財となっている

草加宿を最初に開いた大川図書が創建した寺で
大川家代々の墓があるところだ


(埼玉県草加市神明)




草加煎餅



草加は古くから浴衣染めが盛んで、さらに江戸時代末期から
この草加煎餅が代表的な地場産業となった


街道を歩いていると、どこからともなく
煎餅を焼くいい香りが漂ってきた

堪らず傍らの店にはいり、名物草加煎餅を購入した
口に頬張りながらの街道歩きとなった


(埼玉県草加市神明)




神明神社



草加宿北のはずれの神明神社である
草加の総鎮守である

ここで道は大きく右に曲がっている
旧宿場入口特有の枡形となっているところだ

草加宿を出ると、次は日光道中3番目の宿場越谷である

(埼玉県草加市神明)

0710/0712

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略 図

経路青線部 距離1.48km













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