春日部
小渕一里塚
粕壁を抜け、大落古利根川を渡ると、かつての小渕村に入る
写真は小渕の集落で、下の写真は小渕一里塚跡である
(埼玉県春日部市小渕)
関宿往還追分・道標
さらに進むと追分に出る
古い石の道標には関宿往還追分、左日光道と刻まれていた
関宿(せきやど)とは、現在の千葉県野田市の北部
利根川と江江戸川に挟まれた地域で、江戸時代の城下町である
(埼玉県春日部市小渕)
小渕観音院(こぶとり観音)
街道に面した小渕の観音院である
こぶとり観音(イボとりとも)として知られた所
上野に仁王門(楼門)は元禄年間(1688〜1704年)
下の本堂は文政8年(1825年)に建立されたもの
共に市の有形文化財に指定されている
境内には「ものいえば唇寒し秋の風」の芭蕉句碑があった
(埼玉県春日部市小渕)
5杉戸宿
北緯36度線モニュメント
杉戸町の入口に大きな地球儀
北緯36線のモニュメントである
ここが丁度北緯36度線上とのことで、パーキングエリアとなっている
「すきすきすぎーと36」とネーミングされている
多数の応募の中から中学生のアイデアが採用された由
なお、杉戸の地名は日光街道に面したこの地が
杉林が多かった為、杉の渡と呼ばれ
転訛して杉門、そして杉戸となったとのこと
(埼玉県杉戸町)
本郷集落
杉戸町の本郷集落である
(埼玉県杉戸町本郷)
杉戸馬頭院
街道右手に慶安2年(1649年)建立の馬頭院
すぎと七福神のひとつ(大黒天)である
(埼玉県杉戸町本郷)
大落古利根川
杉戸はこの大越古利根川の左岸に発展した町である
東武伊勢崎線の駅名は杉戸から今は東武動物公園駅となっている
(埼玉県杉戸町)
5杉戸宿
杉戸宿の中心街である
2枚目の写真は本陣跡地前の交差点となっている
近くに本陣の門のみが残されている
(埼玉県杉戸町)
街道町並み、宝性院
街道沿いに旧家が残されている
道が大きく右にカーブしている
この辺が杉戸宿の出口付近である
宿場町の出入口は枡形になっている例が多いが
ここもそうであった
2枚目の写真は宝性院
江戸時代には寺小屋があったところで
明治になって、一時杉戸学校も置かれたところだ
この寺は幸手城主一色宮内大輔義直が亡妻の菩提を
弔うために永禄3年(1560年)に建立されたとのこと
(埼玉県杉戸町)
0801/0803