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日光道中ぶらり徒歩の旅 31

宇都宮・上戸祭〜大谷道追分




宇都宮

上戸祭、長岡街道入口



JR宇都宮駅に着いたのが、朝の8:57であった
駅から関東バスに乗り、ここ上戸祭の長岡街道入口で下車する

9:30、日光道中徒歩の旅の再開である

なお、長岡街道は長岡百穴古墳があるところだ
この信号が起点となっている


(栃木県宇都宮市上戸祭)


上戸祭・桜並木





上戸祭の桜並木である

此の辺は桜であるが、すぐ杉並木となり
日光までは、殆ど連続した並木通りとなっている

そして、ありがたいことに並木道に沿って遊歩道が出来ている


(栃木県宇都宮市上戸祭)


上戸祭一里塚





文星学芸大学前を過ぎると左側に上戸祭の一里塚跡が残されている
江戸・日本橋より28番目(112km)の一里塚である

江戸から日光までは36里であるから
未だ8里(32km)もあることになる


(栃木県宇都宮市上戸祭)


釜川・弁天橋






釜川に架かる弁天橋
綺麗な水が流れていた

この川を渡ると、上戸祭から野沢町に入る


(栃木県宇都宮市清住)


光明寺







立派な竜宮門(楼門)を構えた光明寺(野沢寺とも)は
将軍の日光社参時の休息所でもあったところだ

創建は鎌倉時代で、源義経を慕う静御前が当地を訪れ
納めた守本尊の薬師如来が今でも安置されているという

多数の赤い幟には「ぼけ封じ観世音菩薩」、「ほけ封じ祈願」
と書かれてあった
他人事ではないので、ここで静かに合掌


(栃木県宇都宮市野沢町)


宇都宮IC





快適な遊歩道を歩いていると左手に、東北自動車道の宇都宮IC入口

目の前が、高速道路(東北自動車道)で遮られ、その下を潜る


(栃木県宇都宮市馬場通り)


第六号接合井





再び並木道に戻ると、右手の小高い丘の上に第六接合井

日光街道にほぼ並行にして敷設された延長25kmの
送水管にかかる水圧を調整するための施設で
大正4年に造られたもの

西洋城郭風の八角形の煉瓦造りのもので
宇都宮市近代化水道施設の遺構の一つとか

国の登録有形文化財に指定されている


(栃木県宇都宮市上金井町)


大谷道追分






大谷道追分である
大谷道と彫られた古い道標が
信号機の下の生垣の中に、保存されていた(下写真)

信号の標識には直進日光・今市、そして左は鹿沼・大谷と書かれてあった

この追分を過ぎると、日光道中18番目の宿場徳次郎(とくじら)宿である


(栃木県宇都宮市徳次郎)
0811/0812

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略 図

経路青線部 距離 6.38km










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