利根川・沼田 片品川(全長60.8km)は利根川の支流で、尾瀬沼周辺を源流として、片品村の中央部を南北に流れ、沼田市と昭和村の境界部で利根川に注いでいる。 そして、利根村付近は片品渓谷と呼ばれる渓谷が、約1.5kmにわたって続き、その中で、天然記念物に指定されているのが、今回訪れた吹割ノ滝(ふきわりのたき)である。 国道17号線で前橋を抜け、標高400mの段丘上にある沼田で尾瀬方面に右折し、沼田街道(国道120号)を片品川沿いに約1時間ほど走った所に吹割ノ滝がある。 |
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片品川 沼田より片品川沿いをしばらく走ったところの写真である。この片品川沿いの国道120線(沼田街道)は、丸沼・菅沼、そして金精峠(1880m)経由奥日光へ抜ける道ともなっているため、今ではすっかり観光道路と化している。 今回紹介する吹割ノ滝は、始めてこの街道を通ったとき、立ち寄ったものである。その後は何回も、この道を通ったが、一度も吹割ノ滝には立ち寄っていない。つい、目的地の尾瀬や、奥日光方面へ急いでしまうからである。 |
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それだけ、一度見ると、もう結構(日光と同じで)という印象が強いのか、それとも、場所的につい通過してしまいやすいところでもあるようだ。 水が綺麗であるが、底が浅いため、この写真では川底の砂利が透けて見える。ここより少し上にあるのが、吹割ノ滝である。この滝は、落差わずか6mしかないが、幅60mの川幅一杯に二つの浅い水の流れがぶつかり合う様な感じで滝となっているため、そのまま滝の近くまで素足で入って見ることが出来る。 滝というより、いわゆる「なめ」と言う方が相応しい感じがする。山に行くと良くある、一枚の岩盤の上を水がなめるように流れている感じだ。 |
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吹割ノ滝 したがって、滝のすぐ側まで簡単に歩いていける訳だ。そして、こういう地形には、甌穴(おうけつ、ポットホール、亀穴、大釜とも云う。河床や海岸で岩石の露出している場合に、岩盤の表面に生じる円形の穴)が発達している。 穴の大きさや深さはさまざまで、数cmから1mに及ぶものもある。穴の中には、丸くなった石が入っていることが多い。このくぼみに入った石が流水や波の渦と一緒になって回転し、次第に円形の穴に拡大し甌穴ができる仕組みだ。 |
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この他、木曽川の寝覚メ床、荒川の長瀞でも甌穴は見ることが出来る。 吹割ノ滝と河岸段丘上にある駐車場の中間点の写真である。上から見ると河床が見事なほど、透けて見える。まさしく清流だ。多くの人が河の中に入り、綺麗な水の流れを楽しんでいた。 このあと、この片品川を登って、源流の戸倉、尾瀬沼へ向かった。 |
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ルート 関越自動車道 沼田インター 沼田〜沼田街道〜椎坂峠〜片品渓谷・吹き割渓谷 〜吹割ノ滝〜戸倉〜大清水〜尾瀬 歩行 2時間 |
駐車場 30台位、無料 |
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