箱根・仙石原
Sengokuhara 600m

芦ノ湖湖尻
  芦ノ湖は、箱根山上のカルデラ湖で、西に三国山、山伏峠などの外輪山、東に神山、駒ヶ岳などの中央火口丘群がそびえ立ち、山裾が急な崖となって湖畔に落ちている。
  ここ湖尻(こじり)は、芦ノ湖の北端にあり観光船の発着場になっている。
箱根湿性花園
  仙石原の一角に造られている約3万uの花園で、ミズバショウやリューキンカ、サクラソウの咲く低層湿原からコオニユリ、コバイケイソウ、ニッコウキスゲなどが咲く沼茅(ぬまがや)草原、そしてヒメシャクナゲ、トキソウ、食虫植物の見られる高層湿原、さらに高山植物のお花畑と仙石原湿原のモデルが形成され、その中を散策出来るように遊歩道が出来ている。  
  この湿性花園は、天然記念物に指定されている箱根仙石原湿原植物群落の保護の為に、その一部が、湿性花園として一般に開放されたものだけあって、見事なものであった。 
  高山植物の女王と云われるコマクサも間近に見ることが出来るのはご愛敬であった。
  仙石原は、頼朝が広大な原野をみて、開墾すれば米が千石は採れるであろうと云った事から命名されたよし。
  金時山登山の途中、この仙石原が芦ノ湖を含め足下に一望できるので、お勧めである。 
  この仙石原は、元々は芦ノ湖とつながった湖底で、約3000年前の神山の噴火による土石流で二分され出来たものだが、この標高(600m)は、芦ノ湖の水面の標高(726m)よりはるかに低くなっている。因みに、芦ノ湖の深さは最大でも43mとなっている。  
  いつも思うことであるが、こうやって地形を見ていると、自然というのは本当にスケールが大きいと感心させられる。
  今回は、息子が免許を取ったので、練習を兼ねてのドライブであった。息子の彼女と、家内との久しぶりの家族ドライブであった。




東名高速 御殿場インター 

芦ノ湖湖尻〜桃源台〜仙石原〜湿性花園

歩行 2時間
駐車場
芦ノ湖湖尻 80台 無料
湿性花園 無料

休憩所トイレ
芦ノ湖湖畔、湿性花園

9805/0012

悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
Part 1
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