表参道 東北新幹線で小山を通過するころ、左手に、さして高くもないが、大きく裾野を広げた山が並行して連なっているのが見える。この山が太平山で県立公園に指定されている。 JR両毛線栃木駅からバスで行くか、東武日光線の大平下駅からなら歩いても行ける。山頂付近には、太平神社(827年創建)があり、サクラ、紫陽花、紅葉の名所となっている。 麓の大中寺は、上田秋成の「雨月物語」の舞台(青頭巾)ともなったところである。今でも大中寺の「七不思議」として伝えられている。 |
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栃木市街 頂上より、栃木市街を望んだ写真である。この太平山は、関東平野の北西部にあり、広大な関東平野がそれこそ一望できる所である。地平線が見えると言っても良いくらいだ。 冬の、空気の澄み切った時は、ここから富士山や筑波山がくっきり見える。頂上や謙信平(上杉謙信が軍事訓練したところ)からの眺めは、陸の松島とも言われているほど見事なものだ |
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逆に言えば、関東平野から、この山は良い目印にもなっている。小さい時から、この山を背景にした絵を何枚も書いた。それほど、地元の人に取っては存在感の大きい山となっている。 今までに、いろんな山を登ったことがあるが、この山ほど何十回も登った山はない。何かあると、この山に来て遊んだものだ。 この写真は、地元の高校に合格した時に、友とこの山に登り、初めてカラースライド(フジ)で撮ったものだ。今から42年前である。 久しぶりに昔のフィルムを取り出し、スキャンしてみたが結構見られる状態で保存されていた。上の写真の市街も今とは大分変わっている。 |
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足尾山塊方面 頂上より、晃石山(てるいしさん、419m)方面に向かって、反対側(北西、皆川方面)を見た写真である。 この奥は足尾山塊だ。右手には、日光連山が見える。今は、この山並みの間を東北高速道路が走っているので、大分眺望も変わってしまった。 |
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ルート 東北高速道 佐野藤岡、または栃木インター 栃木〜太平山〜晃石山〜大中寺 歩行時間 3時間 |
駐車場 太平山 無料 トイレ、休憩所 |
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