稲荷前古墳群
Inarimae Kohun

東名高速横浜青葉IC
  愛用のMTBで、鶴見川を登った。市ヶ尾付近を通っている東名高速道路と交差するところである。
  このインターチェンジが、最近出来た「横浜青葉インター」だ。この辺まで来ると、鶴見川の水も清流と言っても良いくらい綺麗で釣りをしている人が多く見られる
黒須田川合流点
  県立市ヶ尾高校の所で黒須田川と合流している。ここより、黒須田川沿いに自転車で5分も行くと、右手にこんもりとした、小さな山(丘、左下写真))が見える。ここが、稲荷前古墳群のあるところである。麓に市営の無料の駐車場があるが、あてには出来ない。
 古墳の裏側はぎっしりと新興住宅が迫っている。憤りを覚えるが、その住人が、あたかも自分専用の駐車場であるかの様に占領しているからだ。   
稲荷前古墳  
  昭和42年(1967)宅地造成中に発見された。南北に伸びる丘陵地400mに前方後円墳2、前方後方墳1、円墳4、方墳3他があり、古墳の博物館と言われたほどであるが、そのほとんどは反対運動にもかかわらず、宅地化された。下の写真はかつて、古墳群が威容を見せていたところである。
  今は、南端の15,16,17号墳のみが県史跡に指定され保存されている。この古墳群は4世紀から6世紀の代々の首長の墓とのことだ。
  近くの市ヶ尾横穴墓群は地元の有力農民の墓と言われている。横穴というと、埼玉の吉見百穴が有名であるが、同時期のものと見られている。


ルート
 
田園都市線  市が尾駅下車 

東名高速横浜青葉インター

歩行  約1時間
休憩所・駐車場

稲荷前古墳  6台無料
(但し、地元の人が常時占有)

0108/0109/0212

悠々人の日本写真紀行 Part1 全国版
Part 1
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